ランク選定試験
今、これ続けようかまよってます
あとがき長いですが、大事な事なので読んでいただけると・・・
「分かった、いま出るよ、吉見」
・・・
(ええええぇぇ!?、どう言う事!?)
「流石だな吉見、もう隠れたりしない、正々堂々戦おう」
(すげぇやる気なんだけど、何で?何でそんなに燃えてんだ?)
「じゃあ、この小石を投げて、地面に落ちたら戦おう、それでいい?」
吉見は首を縦に振るつもりはサラサラ無かった
しかし、吉見の今日の分の幸運はここにきて尽きかけていたのである
吉見は鼻に小虫はいるのを感じた
しかし、この緊迫した空気でクシャミをするのは、どうなのだろう?
(やばぃ!?クシャミでそう、よし、頑張ってクシャミを止めよう!)
そうして、身体を少し震わせながら我慢をしていた吉見だったが、ついに我慢の限界がきてしまった
『ふぁ、ハッッッ!!!』
頑張って止めた吉見だったが涼には・・・
・・・・・
(吉見が震えている(クシャミ我慢)!?そうか、ついに本気を出すのか)
そして、吉見が首を縦に振った
『ふぁ、ハッッッ!!!』
(あんなに勢いよく首を縦に振って、声を出して気合までいれてくる程本気なのか、俺も本気で行こう!)
「じゃあ、吉見、この小石が地面に落ちたらだぞ」
(絶対、負けたじゃぁぁぁん!、本気の涼に勝てるわけないじゃん!!、もぉいいや、元から勝てるとは思ってなかったけど、涼にやられるんだったらいいか)
『分かった、小石が地面に落ちたらだな』
そして、涼が小石を投げた
俺にはそれがスローモーションで見えた気がした
コンッ
落ちた
俺が涼に接近しようと走り出したとき
『グッ!?いってぇぇ!?』
俺は腕を撃たれた
先程、壁にぶつけて金属製の重りをとった右腕に銃弾が当たった
(クソッ!こんなんから、重り取らなけりゃ良かったな)
拳銃で先制攻撃されてしまえば、大抵のやつは止まってしまう
それは、吉見も例外ではなかった
止まってしまえばどうなるか
それは、相手の的になる
そして、接近戦の達人でもなければ相手に近づけなくなる
吉見はもちろん接近戦の達人では無い
つまりこの状況では、吉見に勝ちはないのだ
「吉見、本気を出すんじゃなかったのか?」
『小さいころから言ってんだろ、俺は、そこまで強くないって』
そう・・・小さいころからから吉見は言い続けてきたのだ、自分がそこまで強くないと言う事を
しかし、周りは信じてはくれなかった
周りは常に期待をかけて、プレッシャーをかけ、吉見はそれが嫌だったのだ
「またそんな事を言う、吉見が本気を出さなくても俺は本気でいくからな」
涼がそう言い拳銃を撃つ
吉見の右腕を狙って
『グッ!』
一発・二発・三発と
当てていく
拳銃を使わないと決めた吉見にできる事・・・
逃げる事だ
吉見は涼だったら、手加減してくれるのではないかと思っていたのだ
しかし、現実は
吉見以外を戦闘不能にしたときより本気で潰しにきている涼
『クソッ!』
(いったん逃げて、落ち着こう)
吉見は目的地もなく走り出した
「吉見、逃げるのか!そんな事はさせない!」
涼が追いかけてくる
運動神経、普通の吉見
運動神経、抜群の涼
手負いの、吉見
無傷の、涼
吉見は、光希が倒れていた場所から近いところまで逃げていたが追いつかれてしまった
「吉見、そろそろ、終わりにしよう」
『そんな簡単に終わらせないぜ』
吉見に策などなく強がりを言うしかなかった
「吉見、お前は絶対に俺には勝てない、なぜなら、俺は、吉見の右腕ばかりを狙って撃っていた、そのおかげで利き腕の右がつかえないだろう?」
確かに吉見の右腕は痺れて感覚はもうあまりなかった
さらに、涼は続ける
「何故、拳銃を使わないか分からないが、たとえ使ったとしても、このヒビが入ったボロボロの壁では吉見の得意な跳弾ができないだろう、俺は、正面から撃ってくる銃弾は躱せる、本気の吉見と戦えなかったのは残念だがまたいつか戦おう」
(跳弾なんて元から出来ねぇし、終わらせる気満々じゃねぇか!、取り合えず今のうちに逃げるか!)
吉見がまた逃げようとした時、
「逃がさないぞ!」
ドンッ
涼が撃った
その銃弾は吉見の脚に命中した
『ガッ!?』
吉見は倒れる
吉見の身体が硬い地面にぶつかった時
もう一発の銃声がきこえた
その直後に金属同士がぶつかる様な音が響き渡り
涼が倒れた
感想に「偽物の名武偵」という緋弾のアリアの二時創作にそっくりと書いてあったので、
「偽物の名武偵」読ませていただきました
私が書いているこの作品は、設定などは緋弾のアリアから参考にさせてもらっていまして
同じ勘違いものという事で、似ているというか、そっくりになってしまいました
まぁ、「偽物の名武偵」の方が面白いと思いますし
ここから色々、展開していこうと思っていましたが、「偽物の名武偵」を書いているコジローⅡさんの迷惑になると思いまして
私はこの作品を続けていいのでしょうか
続けて欲しいという感想があったら、続けさせてもらいます
なかったら、ここで打ち切らせてもらいます
感想まってますm(_ _)m