ランク選定試験前
進みがすごく遅くてだれていてすいません!
「皆さんお待ちかねのランク選定試験の時間ですよ」
なんていって、つれてこられた
廃墟の建物みたいな場所
説明すると、ここで10人が指定の場所からスタートして殺し以外はなんでもOKで戦う、と言うのが試験らしい
ちなみに、俺は戦った事なんてないし、喧嘩も小学校からやっていない
みんなそんなもんじゃないの?って思っただろう
この『国立戦武技術学校』に入学するやつのほとんどは、小さい頃から此処への入学を心に決めていたやつらばかりなので、戦闘の基本などは頭に入っていて当然なのである。
が、もちろん例外はいる
それは・・・
俺こと、楠木吉見
水無月涼、
鷺宮光希
である
だが、実際は戦闘の基本なんて頭に入っていなくても、涼は持ち前の頭脳やら運動神経などがあるので大丈夫だろう
そして、光希も昔、習い事で剣道をやっており実力は高く、これまた明晰な頭脳を持つ
俺は・・・
運動神経・・・普通
頭脳・・・普通
無理っぽいな
と、落ち込んでいると、涼が、
「吉見、そろそろ1グループが発表されるぞ」
といってきた
俺は落ち込んで俯いたまま
『どんなグループでも(自分が勝てるわけないから)かんけいないな』
涼は目を見開き
「(誰が相手でも勝てるから)かんけいないか・・・流石だな吉見」
(ん?涼がやる気を出し始めたんだが、俺をそんなにいじめたいのか!)
ブルブルッ(こわいよ、涼がこわいよぉ)
(吉見が武者震いをしている、吉見もやる気と言う事か)
そんな事をしていると先生が
「1グループ発表します!」
といった
俺は、
(どうせ勝てないけど、涼や光希とやるのは嫌だな)と思っていた。
「1グループは、・・・・・・・・
・・・
・・・
楠木吉見
水無月涼
鷺宮光希です!」
終わった・・・
感想待ってますm(_ _)m