372日 講評…?
「1校目の俊徳大学です。発表は私、川浪涼がお送りします。俊徳は今年、エビチリ定食で挑戦しました。どうぞ、お食べください。」
「いただきます。」
審査員の顔は驚きの顔だった。美味しかったようだ。最初だから基準になっただろう。
「ありがとうございました。続いて2校目お願いします。」
「2校目の浜中大学です。今回の発表は宮内夏帆と中村ことりがお送りします。」
「今回は回鍋肉とみそ汁の定食です。どうぞお召し上がりください。」
「味噌汁をメインとするんだ…」
「…なるほど。うまいことしたね。」
審査員はやはり驚きのみだったが、食べ終わるとどこか安堵した顔になった。
「次は3校目です。お願いします。」
「3校目のきらら大学です。」
「私たちはうどんセットを提供します。どうぞお願いします。」
審査員の顔は曇り、無言で食べ終わると無の表情をした。
「…次は4校目です。頑張ってください!」
「4校目の椋木大学です!私が頑張りました!」
「ふふ、今日は天ぷら定食です。お願いします。」
「サクサクで美味しい!」
審査員は優しい顔をした。そしておかわりを言い出し始めた。
「おかわりはないです!それと5校目です!」
「お待たせしました。花咲大学を指名させていただきありがとうございます。今回私、部長の福野美月が紹介します。今回は特産の…」
解説が長くて少々困惑したが、食べてみると笑顔がこぼれるいい顔になった。
「くじ引きで順番が決まったので6番目はこの大学です!」
「どーもー!中町大学の音花七瀬です。中町大学と言えば…そうだね。プロテインだね。というわけで定食です!」
食べた瞬間、脳内に流れるのは…
「みなさん戻ってください!7校目の紹介をお願いします!」
「宋高大学の大淀桃です。私たちは和食を基に私たちが一生懸命に…」
少し長かったが、美味しく食べることができた。次の大学への期待が増えた。
「では、8校目のみなさん、お願いします。」
「長光大学の陳瑞泉です。今年は酢豚定食です!」
「…あ、美味しい。」
長光大学だからと言っても、侮れないと…安心した。
「9校目のみなさん……あれ?あ、大丈夫ですか!よろしくお願いします!」
「亀川大学の犬山です。どうぞ。」
みんな美味しそうに食べている…しかし…
「かっら!は?え!?」
「飛翔さん!?」
「…申し訳ないけど…誰か食べて?」
「…私が食べるわね。」
「どうでしょうか…」
「これ…ダメよ…辛すぎる!無理!」
「少々お待ちください…」
準備ができて、最後の大海大学の定食を食べたが…味が全くしなかった。痛くて味どころじゃなかった。
「それでは講評…と言いたいのですが、しばらくお待ちください。」
「…辛い…これはダメでしょ…」
「ちなみに大海大学の味は感じる?」
「あぁ。美味しいよ。うん…」




