表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/80

366日 あと1週間


「学食コンテストまで、あと一週間を切りました。こちら会場の上天スポーツセンターです。」

「今年は全大学がこぞってふるまう学食…そして、学食祭りをお楽しみください!」

「…今年は来場者も投票できるのですね。屋台にも学食が並ぶのでしょうか。」

「実はそうなんだよ。今年は来場する人たちにも投票できるようにしたらしいよ。まぁ…その分明日からその屋台が始まるけど。」

「…わたくしたちの屋台は当日だけでいいのですか?」

「そうだね。そういえば何を作るんだい?」

「ドーナツにしようと思ったのですが…今回の屋台で作る方がいるらしく…急遽じゃがバターにしました。」

「美味しそうだね。」

「当日は来てくださいね。」


これが日曜日のお話、そして…今日は木曜日。飛翔は視察も兼ねて上天に向かう。


「ここが会場…そして、これが屋台…へぇ…結構来てるんだね。」

「そうなんです…って何だ、飛翔か。」

「壮…もしかして今日は休日なの?」

「そうだ。まぁ…なんというか…その…」

「もしかして…話すの苦手だった?」

「そうだな。いつもは恵斗がいるからどうにかなってたんだがな…その…いないと本調子が出なくて…」

「それわかるなぁ…まぁ、同級生の仲になったからよかったけど…学生だったらたぶん話せなかったですよ。」

「確かに怖いもんな。まぁ、自覚はしているが…」

「いいんだよ。誰かに合わせようとしちゃだめ。自分は自分なんだから。道を選ぶのも、その道をどう進むかも…自分が決めることじゃない?」

「そうだな…ところで、この投票結果を見て…どう思うか?」

「うーん…なんだかわからないですね。」

「どうしてだ…」

「だって予想ができないですもの。たとえば去年ならきらら大学が優勢で、浜中大学が二番手…とかって予想ができるんです。でも今年はわからないんです。」

「そうだな。だが、連覇は不可能だろうな。」

「どうしてですか?」

「私の予想では…椋木が勝ちに行くと思うんだよ。」

「なずなちゃんなら確かにできそうですけど…他の人の協力がないでしょ…」

「そうだ、しかし…他の学食部もあまり変わらない。そう考えると…去年出て評価の高かった椋木大学が優勝候補じゃないのか?」

「そうだね…あ、敬語とタメ語、どっちの方がいいですか?」

「どっちでもいいだろ、飛翔だから。」

「そうだったね…しかし椋木か…僕はわからないとは言いましたけど…一つ怖いところがあるんです。ここです。」

「…大海大学…あそこも出場となると相当厳しいかもなぁ…」

「どうしてですか?」

「…あそこには料理学部があって…そこがかなり強いんだよね。ただ、学食と料理は違うはずなんだけど…なぁ…」

「怖いですよね。」

「ただ、本番は土曜日だ。当日のコンディションによって変わるだろう。そうだ、当日は一緒に審査しよう。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ