表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/80

349日 牛の生姜味噌焼き…?


「この問題は入れるべきかな…」

「入れよう。英語はクロエたちがどうにかしてもらったし、数学は沙代里と駿平がどうにかしてもらった。」

「理科の方も壮や恵斗がどうにかしてもらった。社会は飛翔と京子、あとは真音とかが手伝ってくれた。あとは私たちが言語を頑張ろう!」

「ところでこの世界の公用語は…」


※この世界の公用語は日本語です。代々魔王様が日本にしか伝手を持たないからです。


「それとさ、学力調査って何科目で行わせるつもり?」

「それは去年より重点的にやりたいので5科目です。」

「真音ちゃんは初めて知ったみたいだね。」

「そうね…申し訳ないわ…」

「いや、私たちだけでも進んだしいいよ。」

「むしろ…」

「あのあと飛翔君、大変だったんだってね。吉乃は今日、あの子の家で事情を聴いてるんだ。」

「だから…だからいなかったのか。」

「飛翔も顔を出してほしいけど、今台所だよね。」

「台所で思い出したけどさ、もうすぐお昼だね。今日のお昼は…なんだろうな。」

「今日はいくら丼です!」

「おぉ!いくらが溢れてる!美味しそう!」

「いただきます!」


みんなが舌鼓を打っている中、真音はこうつぶやいた。


「これ、自家製だね…って!それ、地味にすごいことやってないかな?」

「バレちゃいましたか…その通り、僕が朝から仕込んでたんです。」

「へぇ、すごいね。」

「ありがとう!」

「お待たせしました。わたくし特性のマグロの煮つけです!」

「おぉ!女将さんの手料理ですか!」

「葉子、少しだけ浮かれすぎよ。でも、嬉しいわね。私だけお頭付きとは。」

「…え!?」

「まぁ、一口食べてみてください。」

「…これ、美味しいわ。しかも、暖かい。」

「煮つけって暖かい物では?」

「…沙恵の家ではそうだったのでしょうけど…葉子の家…いや、葉子の育ったところは違うんだよ。」

「そうだ…明日はそこに行こうか。」

「葉子さんの育った場所?」

「いや、そこに関係しているところ。まぁ、私もだけどね。」

「気になるなぁ…」


そのことを心の片隅に置いておくと、試験問題は完成した。そして、夕陽が沈んだ。美味しい匂いが大広間を包んでいた。


「今日の夕飯はなんかもう色々!」

「この前のシェフとは違いますが…とりあえず食べてください。」

「ちなみにレトルトはないよ。私が見ていたから大丈夫!」

「…あ、美味しい。」

「飛翔さんが心を動かすとする味なら、これは元気になる味だね。」

「でしょ?今日の料理は牛の生姜焼き、トマトの煮物、あとは…」

「サラダ、チーズ、バゲット。ちなみに牛の生姜焼きじゃなくて、牛のショウガみそ炒めね。」

「えぇ!?それは知らなかったわ…」

「私が作ったんだよ?当然でしょ!」

「美味しいからいいじゃないか。」

「それはよかったです…しかし、それは市販のバゲットですよ?」

「…何ならチーズもサラダも…買ったものを並べ直しただけ…」

「現代の技術ってすごい!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ