341日 天使の裏話
7月19日、海の日は明日だという。新しい転生者が来たため活気があふれているように感じる。宿泊施設も西町や東町などにも増えたため、ここに泊まる人は週1~2人いるものの少し寂しいのだ。
「収益は問題ないのですが…どうしても神楽阪は人が少ないですね…」
「そのくせ駅は急行も止まりますからね。」
「…では、どうして急行が止まると思いますか?」
「どうしてなんだろうか…上天からは複々線で…やっぱりわからない…」
「バスのターミナルがあるからですよ。」
「あのロータリーが?」
「そうですわ…浄水公園、栄町、夜見川、栗本、日吉台…まだまだありますわよ!」
「そこまであるの!?」
「それだけではなくてですね…上天や西町、大橋まであるのですよ。西町のバスターミナルや大橋のターミナルの方が大きいとは思いますが…」
「そこまで大きいとは思わなかった…」
「というよりも郊外へのバスが多いんだ。」
「初音さん!?今週はなしでは…?」
「いや、今週はやるぞ。先週まで少し魔王の所で話をしていたからな。」
「そういえば…知花ちゃんは…」
「その子のことについてだ…結果として、彼女は悪魔でも無理だったみたいで…」
「そうなると…第3勢力となりますが…多くないですか?」
「妖怪の協会や八百万の神々と色々あるな。今回は八百万の神々の所に管理を任せた。」
「それって…悲しいことにならないだろうか。」
「どうしてそう決めつけるのでしょうか?」
「…それについては私から。」
「美白さん!?」
「…昔の話だね。八百万の神々に管理されていた人がいました。しかし、その子はすぐに亡くなりました。それが何回もあったのです…」
「えぇ…大丈夫なのかな…」
「まぁ、そちらの方はどうにかなると思いますよ…」
「その神々のトップとは話せてないが…いざって時は私がどうにかするだろう。」
「それなら問題はないですね!」
「まぁ、あとはあっちのやる気次第だからな…」
「そうか。遥希と佳奈は今日から新居だ。」
「それは知らなかった…」
「まぁ、彼らはどうにかなるでしょう。」
「…ところで、一つ質問よろしいですか?」
「まぁ、いいが。」
「初音さんたちは卒業しましたよね?」
「まぁ…」
「過去問や過去の経験を教えてほしいです!」
「そうか…それなら教えよう。」
「魅華子…そうだな、任せようか。」
「学力試験は正直難しい。全教科の基礎も応用もしっかりやるべきだろう。グループ面接も今年はかなり難化するだろう。最後は基本的に能力を披露するのだが、年によってはわからない。しかし、ここまでくればだいたい合格する。」
「わかりました…秋からは勉強ですね。」
「それでいい。」
「僕とは少し離れた方がいいね。勉強に集中するという意味では。」
「飛翔…それは無理だ。だって…結花はそこまで馬鹿じゃないから。」
「…そうだね、天使長。」




