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315日 幸せのための前奏曲


カレンダーは5月16日を指していた。学食に行かなくなって何週間が経ったのだろう。僕は心配で朝から学校に行くことにした。いや、行こうとしていた。


「飛翔さん、どちらに向かうのですか?」

「あぁ、ちょっと学校の方に。」

「…気持ちはわかります。しかし…ニュースを見ましたか?」


そこに映っていたのは、浜大での立てこもり事件だった。


「え…どうして…」

「犯人は長光大学の生徒ですって。どうして…こんなことを…」

「飛翔!」

「真音!?それにみんな!?」

「今すぐ上天に向かうわ。葉子会長が徴集をかけたわ。」

「あぁ…」


こうして電車で上天に向かい、会議に参加する。


「みんな、よく来たな。今回は重大な案件だ。」

「宋高、浜中、中町3校で立てこもり事件が起きた…犯人は長光大学の生徒と卒業生ということはわかってるの。どうしてだと思う?」

「卒業させなかったから?」

「えぇ、そうよ。でも、なぜ卒業させなかったと思う?」

「人間性の問題でしょ。」

「心愛…それもあるけど、一番の問題はね…」

「反逆者になる?」

「謀反を起こすから!」

「魔王の言うことに異議を唱えて反対のためのデモ行進を起こすから!」

「革命のためっしょ!」

「そこの男子たち…全員違うわ。」

「男子校だからよね?」

「いいえ…むしろ、この世界は女性の方が多いらしいわ。」

「それじゃあどうして…」

「飛翔、たぶん恨まれてるからだよ。」

「ひより、適当なこと言わないの。単純な話よ。」

「あ…協調性の…」

「それって人間性じゃない。」

「葉子、答えを言うわね。答えは単純。単位よ。」

「単位!?」

「中町や浜中、宋高も基本は単位取得率は高いでしょ?」

「確かにキャップ制はなかったわね!」

「きらら大学もキャップ制はあれどハードルは低いの。でもね、長光はキャップ制はあるし、一年で取れる単位数も制限があるの。それがあるから卒業試験への資格が厳しいの。さらに試験も難しいからね。どうやらあの大学にはグループワークという概念がないようで…」

「…そう。だから長光大学は厳しいの。いくら頭脳が良くてもね。ただ、私たちはこれでも交渉はしているの。でも…」

「…私は許せないな。ねぇ、そう思わない?明日海、真音。」

「そうよ!どうしてこんなことをしなければ…ただでさえ学食に携われてないのに!」

「あ、それについて魔王様から手紙があるよ。」


幸せ隊…まずは非常に迷惑をかけてしまって申し訳ない。これは魔王とその周りの問題である。きちんと対処する。そして、職についてだがイベントの実行委員会をお願いしてほしい。学食については由依さんや千織さんの方から私たちに任せてほしいと連絡があった。時には手伝いに行くと良いかもしれない。最後に…


「みんなが幸せになることを祈る…って。」

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