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313日 お菓子


「今日は5月12日か…」

「結局公園で宿泊してたのよね…」

「みんな…蘇生はできなかった!」


でしょうね…というのは失礼だろうが、実際蘇生一回に使う魔力はかなりかかる。だから全員の蘇生はできなかった。


「でも、あと一人じゃない。」

「壮と恵斗は楽だったよ。桜子と沙織も。クロエも享弘も駿平もできた…だけどきらりと葵は…」

「…もしかして…」

「私の能力って言ったことを現実にするの。でも…それより想いが強かったのだと思う。」

「それってどういう…」

「葵もきらりも…死にたかったんだね…こうなったら強制的に蘇生させることのできる人を呼ばないといけない。」

「それって誰が…」

「宋高大学の…あの人ならわかってくれるはず!」

「あぁ!今から呼ぶよ。」


こうして、蘇生できる人物を呼び出した。


「どうも、呼ばれたので来ました。」

「瀬高さんなら…この二人の蘇生を…」

「蘇生してここに呼び出せるわ。でも、何に使うの?」

「…あの戦争で亡くなった…」

「なるほど。葵ちゃんときらりちゃんね。ちょっと頑張るね。」


蘇生作業中、泣くものや落ち込むものなど色々な表情が見れた。


「できた。でも…沙耶音さんとかまどかさんに頼めたでしょう。」

「あのネクロマンサーはダメだ。あいつには色々とな…」

「そうですか…」

「とりあえず全員蘇生できたけど…葉子は回復…」

「できた。痛みはない。」

「…これで一口…」

「もう呼び名を変えよう…幸せの一口…」

「不死身の幸せ達?」

「それいいね!」

「よし、私たちは幸せだ!」

「桜子、うるさいから静かに。」

「…ところで、学食の営業はどうしましょうか…」

「確かにこのメンバーには浜大やきらら大の学食の職員が多い…」

「…しばらくは外部委託をしましょうか。」

「そうね、僕たちは由依さんあたりに頼めばいいし…でもきら大はどうなの?」

「きらら大学学食部は…」

「陽菜さんや千織さんを呼べば…」

「その必要はないわ。」

「え!?」

「私が手配する…あと…私、椋木大学OGなんだけど?」

「そうでしたね…」

「…すみません…」

「学食で困ったことがあったらお互い様よ。望愛ちゃんが言ってたじゃない。」

「師匠が…」

「あぁ、5番目の弟子よ…これからもよろしくね。」

「…そうだ。2~4番目の弟子は誰でしょうか!」

「あら、それが知りたいのね…でも、その件は望愛さんに聞いてほしいな…」

「あ、はい。」

「それと飛翔、君の料理はとっても好き。だから…期待しているからね。」

「はい!」

「さぁ、帰ろうか。」

「帰りましょう!」


こうして幸せ達は無事に復活した。しかし、そこに残った悲しみと傷跡は大きい。それを乗り越える時、きっと彼らは強くなるだろう。その時まではしばらく緩い日常…が続くと良いが…

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