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ねこねこあるある ネコとの暮らし

ネコロジー発電

作者: 池畑瑠七

 ネコロジー発電とはなんぞや?


 それはこの世で、いや我が家で(笑)、最も優れた永久機関なのである。


 最近のぷーちゃんずブーム最先端は、7-8センチのカラフルなモールでできたイモムシに、ペラペラシャカシャカ音のするセロファンの羽が生えた100円の猫じゃらしだ。


 冬の間に傷めた脚もすっかり良くなって、毎日元気に走り回って遊ぶようになり。

 いつものオモチャにはだいぶ飽きが来てたので、試しに100均でちょろっと買ってきたやつだった。


 初めてご対面した瞬間の喜びようは、すさまじかった。

 レジ袋から取り出して「ぷーちゃん、おみやげだよー」って見せてみると、包装から出さないうちにもう足元で「にゃー!にゃー!にゃ-!」伸びあがって足にまつわりついて、大興奮!


 ぷーちゃん専用運動場となって居るお気に入りの兄ちゃんベッドに連れてくと、しょっぱなから飛んだり跳ねたり回転したり、ノンストップ大運動会となった。

 以来、毎朝欠かさず「じゃらしで運動会」が日課だ。


 一連の朝仕事が終わるのを今か今かと待ちわびて、「遊び係」(筆者)の一挙手一投足を注視している。

 「まだかー!」のプッシュが凄いので「わかった!もうちょっとだからまってて!」


 炊事洗濯ゴミ出しに掃除、朝のルーティンワークもとてものんびりとこなしては居られない。

 めっちゃ急かされる。(;^ω^)

 「そろそろだな!」って言う頃合いにはもう、足元でスタンバイ。


 「早く食べて!」のプッシュに押され、流し込むように朝ごはんを終える。


 「はい終わったよ!遊ぼっか!」

 立ち上がるが早いか、ぷーちゃんグラウンドに向かって猛ダッシュ。

 「さて」と思ったときにはもう、シッポの先しか見えない。


 じゃらしの動きに合わせて、右回転左回転 右ジャンプ左ジャンプ

 クルクルクルクル ジャンプジャンプジャンプ

 キャッチしてヘッドロック&ネコKICK!ケリケリケリケリ

 そしてまたクルクルクルクル

 まわるまわるまわるまわる


 ベッドの上で物凄い高速回転を続ける。

 もうこれは発電ができるんじゃないか?ってくらいの勢いだ。


 何回転してるんだ?右に1,2,3,4,5、左に1,2,3,4,5、

 さらに右に5回、左に5回。

 よく目が回らないな!フィギュア選手もビックリだろ!


 おっかしくて可愛くておっかしくて。じゃらしをくるくる回しながら 大笑いしてしまう。

 息切れしてバッタリ布団の上に倒れ込み「あー疲れた!」ってヘソ天するまで遊ぶ。


 そのうえ、一旦小休止してもまた、呼びに来る。

 「ままー、もっとあそぶー!」

 「ええ、まだやる!?(;'∀')」

 ・・・そしてまた、発電機が回り出すのだ。


 ちっさなぷーちゃんの、無尽蔵か?ってほどのスタミナに毎日ビックリ、感心させられる。



 ネコロジー発電運動会を日々欠かさなくなってから、冬の間に少々ふっくらしてたぷーちゃんのお腹はシューっと引き締まり、たっぷり食べてたっぷり眠るようになった。


 「よく寝よく遊び、よく食べよく出し」猫じゃらし効果は今のところ、満点だ。


 そしてこのネコロジー発電のおかげで、筆者もぷーちゃんもハートのエナジーゲージはあっという間に日々、フル充電となるのである。(≧▽≦)



 ネコは地球を救う!・・・かもしれないと最近、半ば本気で思っている 笑。


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― 新着の感想 ―
[良い点] お邪魔いたします。 なるほど! それは素晴らしい考えです! そもそもこの星の真の王はネコですからね? 最新の論文でも、 「人間は、ネコのお世話をするために進化したとしか思えない」 って…
2024/04/26 23:36 退会済み
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