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 ホワイトベアは群れで狩りをするモンスターだ。

 単体でも充分な脅威だ。

 でも複数のホワイトベアは数倍その脅威を増す。

 つまり俺を取り囲むように現れた三匹のホワイトベアは三倍どころではなく十倍以上の脅威なのだ。

 一匹は自分より山上にいる。

 一匹は自分より山下にいる。

 一匹はだいたい自分と同じ高さにいる。

 どこにも逃げられない。

 絶対絶命だ。

 「山下の一匹を何とか倒せ!

 他の二匹は私が何とかする!」と木の上からイリスが叫ぶ。

 「『何とか』って!?」

 「『何とか』は『何とか』だ!」

 ノープランかよ!

 でも「山下にいるホワイトベアからは逃げられない」と言う話だった。

 どうせ逃げられないなら戦って倒すしかない。

 山上にいるホワイトベアに弓矢が飛んでいく。

 弓矢は射線上にある木の幹を貫通しながら飛んで行く。

 しかし矢はホワイトベアの左後ろ足に刺さり致命傷には至っていない。

 もう一匹に対して放った矢もホワイトベアの左後ろ足に刺さる。

 どうやら左後ろ足を狙ったようだ。

 「何で左後ろ足!?」

 「ホワイトベアは左利きなのだ!

 左軸足で立てなけりゃ、左前足で強力な攻撃は放てない!」

 「だったら左前足を狙えば良いじゃんか!」

 「ジンはホワイトベアの利き足じゃない、右前足の攻撃だって絶命するだろうが!

 目的は機動力を奪う事、自由を奪う事だ。

 ジンが一度に三匹を相手にしなくて良いようにするのが目的だ。

 それより、私が二匹を何とかしている間に一匹をなんとかしろ!」

 イリスは無茶な事を言ってる訳じゃない。

 『どうせ山下にいるホワイトベアからは逃げりない。

 逃げられないならダメ元で闘え。

 闘わなけりゃ生き残れない。

 それ以外は私が何とかする』と言っているのだ。

 腹をくくるしかない。

 俺が持っている全てをオールインしてホワイトベアを倒す!

 俺はホワイトベアに視線を送る。

 野生動物は視線を反らした途端に襲いかかってくる、と確かネットで読んだ。

 目線を反らしちゃいけない。

 頭の中でアナウンスが流れる。

 『スキル『流し目』を使った!

 ホワイトベアの動きが止まった!』

 取り敢えずここまでは間違いがなさそうだ。

 俺は一気にホワイトベアとの距離を詰める。

 ホワイトベアもまさか俺が自ら近付いて来るとは思っていなかったようだ。

 ここまでは計画通り。

 とにかく相手の裏をかく。

 幸い、ホワイトベアはそこまで頭が回らないようだ。

 理解出来ない行動を目の前にすると、フリーズする傾向にあるようだ。

 俺はそこを突く。

 ホワイトベアの前に来た俺はホワイトベアの目の前で柏手を打つ。

 頭の中でアナウンスが響く。

 『スキル『猫騙し』を使った!

 ホワイトベアは目を瞑った!』

 よし、時間稼ぎは出来ている!

 二匹のホワイトベアを相手にしているイリスの闘いは終わったかな?

 俺はイリスが相手にしているホワイトベアの方向を見る。

 イリスは相変わらず、足止めに徹しているようだ。

 ホワイトベア達の後ろ両足には何本かの矢が刺さっている。

 そりゃいい加減、イリスが潜んでる木の上もホワイトベア達にバレてるだろうし、ホワイトベア達が木の上に登ってきたら大変だよな。

 そうならないように足の機動力を奪う事が先決か。

 とにかく今のイリスにホワイトベアのとどめを刺す意思はないようだ。

 二匹をいっぺんに相手してくれているだけで御の字だ。

 とにかくこの一匹は俺が倒さなきゃいけない。


 俺は目を瞑っているホワイトベアの真後ろに行った。

 「あ、バカ!」イリスの声が上から降ってくる。

 そうだった!

 ホワイトベアの急所は眉間だった。

 後ろに回ったら急所を攻撃出来ない!

 どうする?

 でも止まれない。

 常に動き回るのが俺の生命線だ。

 止まっているところを攻撃されたら、俺は簡単に絶命してしまう。

 もう流れに身を任せるしかない。

 ヤケクソだ!

 俺はホワイトベアを背中からガッチリクラッチする。

 頭の中でアナウンスが響く。

『スキル『熱い抱擁』を使った!

 五秒の間、対象と離れる事は出来ない!』

 取り敢えず後ろに入ってしまえば、攻撃はしにくいだろう。

 しかし、くっついていられるのも五秒だけだ。

 その後は大ピンチが待っている。

 考えろ!

 どうすれば良い?

 もう時間はない!

 ええい!やったらあ!

 ホワイトベアの胴まわりにガッチリ両手をクラッチさせたままホワイトベアを後ろに放り投げた。

 まるで『投げっぱなしジャーマンスープレックス』だ。ホワイトベアは脳天を木の幹に痛打した。

 これだけ勢いをつけて思い切り大木に頭を打ったのだ。

 それだけで死んでもおかしくない。

 しかしホワイトベアは脳震盪を起こしているだけのようだ。

 どれだけ石頭なんだよ!

 結局、急所の眉間に攻撃するしかないのかな?

 しかし止まれない。

 折角ホワイトベアが脳震盪を起こして無防備な姿を目の前に晒しているんだ。

 俺は背中にさしていた鉄パイプで脳震盪を起こしているホワイトベアの眉間を思い切り殴った。

 パッカーン

 音がした・・・気がした。

 鮮血が飛び散る。

 ホワイトベアが怯んだ、ように見えた。

 眉間が急所なんだろ!?

 これだけピンポイントで鉄パイプをフルスイングして攻撃したのに何で生きてるんだよ!?

 答えは簡単、俺の能力不足だ。

 一発じゃ殺せないなら何発も攻撃するしかない。

 もう一回鉄パイプで眉間を殴る。

 弱いか!

 ホワイトベアが息絶えるまで両手に持った鉄パイプで殴り続けよう。

 三発、四発、五発、六発、七発・・・。

 ホワイトベアが脳震盪を起こしているうちに俺が撲殺できれば俺の勝ちだ。

 撲殺する前にホワイトベアが脳震盪から復活したら俺の負けだ。

 脳震盪を起こして座り込んでいたホワイトベアが立ち上がろうと左前足を庇い手に地面に手を付いた。

 ヤバい!脳震盪から復活したのか?

 いや、完全にはまだ復活していない。

 庇い手がないと立ち上がる事は出来ないみたいだ。

 フラフラとしたホワイトベアが左前足を地面につきながら、右前足で攻撃してくる。

 !利き足じゃない右前足がカスッただけで、この威力か!

 俺は弾き飛ばされて大木の幹に背中を痛打する。

 「カハッ!」息が止まる。

 ヤバい死ぬ!

 「ヒーリング!」

 俺は咄嗟に回復魔法を使う。

 思えばこれが生まれて初めて使った魔法だ。

 魔法を使ったにも関わらず、俺は明らかに瀕死だ。

 もう一度「ヒーリング!」と叫ぶ。

 身体が薄い黄緑色に光り、少しだけ傷が回復する。

 でも俺はまだまだ瀕死だ。

 声を出すのも辛い、しんどい。

 でもそうも言ってられない。

 『ヒーリング』を面倒臭がったら、俺はおそらく死ぬのだ。

 「ヒーリング!ヒーリング!ヒーリング!」俺は何度も自分の身体に回復魔法を重ねがけする。

 ようやく瀕死を脱したみたいだ。

 折角俺は『生』を拾ったんだ。

 どうにかしてホワイトベアを倒さなきゃいけない。

 俺はフラフラとホワイトベアの方を向く。

 倒れているホワイトベアは微動だにしない。

 「どうやらホワイトベアを倒したようだな」と木の上からイリスの声が聞こえる。

 イリスが相手をしていたホワイトベア二匹は既に矢が沢山突き刺さっていて瀕死の状態だ。

 「ここまで攻撃したなら倒しておいてくれても良いじゃん!」

 「もう矢が尽きたんだ。

 それにとどめの攻撃をすると経験値が倍入るんだ。

 瀕死の個体のとどめはジンに刺させようと思っていたのだ」

 俺の悪い癖だ。

 イリスは俺の事を考えてくれている。

 でも、俺はイリスの行動を『悪いように、悪いように』取る傾向にある。

 改めないと。

 俺は二匹のホワイトベアにとどめを刺す。

 戦闘が終わると聞き慣れたファンファーレが頭の中で響く。

 『レベルが34になった!

 "ちから"が194上がった!

 "みのまもり"が201上がった!

 "すばやさ"が164上がった!

 "まりょく"が157上がった!

 "かしこさ"が28上がった!

 "かっこよさ"が16上がった!

 "HP"が173上がった!

 "MP"が135上がった!

 "スキル"『八方美人』を覚えた!

 "スキル"『悪徳商法』を覚えた!

 "スキル"『罵詈雑言』を覚えた!

 "スキル"『朝ラーメン』を覚えた!

 "スキル"『重婚』を覚えた!

 "スキル"『酒池肉林』を覚えた!

 "神聖魔法"『キュアポイズン』を覚えた!

 "神聖魔法"『キュアパラライズ』を覚えた!

 "神聖魔法"『キュアストーン』を覚えた!

 "神聖魔法"『キュアサイレント』を覚えた!

 "神聖魔法"『キュアカーズ』を覚えた!

 "補助魔法"『クイック』を覚えた!

 "補助魔法"『アタック』を覚えた!

 "補助魔法"『ガード』を覚えた!

 "攻撃魔法"『ウィンドカッター』を覚えた!

 "攻撃魔法"『ウォーターボール』を覚えた!』


 「レベル上がり過ぎだろうが!

 こんなに沢山スキルと魔法を一気に覚えても使い切れないわ!」

 「沢山レベルが上がるようにジンにとどめを刺させたのだ。

 そう仕向けたのだから、レベルが大量に上がるのは当然だろう?

 ・・・とは言え申し訳なかった」イリスが柄にもなく頭を下げる。

 「え?何が?」

 俺は何故謝られたかわからずキョトンとした。

 「ホワイトベアでジンにレベル上げをさせるつもりだったし、機会があればとどめを刺させようとしていた。

 だが、同時に三匹のホワイトベアが現れたのは予想外だった。

 この事態は想定して然るべきだった。

 私の想定が甘くて、ジンを危機に陥れてしまった。

 本当に申し訳ない」

 「頭を上げてくれ。

 結果として、三匹のホワイトベアのとどめを刺せたんだから良いじゃねーか。

 責任を取って、二匹のホワイトベアを相手にしてくれたし・・・。

 本当にありがとう!」

 なぜか頭の中でアナウンスが響く。

 「スキル『思わせ振り』と『流し目』を使いました。

 効果は絶大です」

 イリスは真っ赤になっている。

 何だ、そのリアクションは!?

 こちらがドキドキしちゃうじゃないか。

 俺の事を『旦那』とか言う割にはイリスは全く恋愛感情を見せなかった。

 しょうがなく俺の嫁とか言ってるのかな?、とか思ってたのにそんな可愛い仕草みせられたら、こちらが惚れてしまいそうだ。

 しかし『重婚』『酒池肉林』ていう新しいスキルが不穏だな。

 時々、思ってもいない場面でスキルが発動してしまう事がある。

 俺の意思とは反して『重婚』とか『酒池肉林』ってスキルが発動したら・・・イリスを悲しませる事になってしまうんだろうか?

 って俺はイリスに惹かれ始めてるのか!?

 それより『朝ラーメン』というスキルが気になる。

 イリスに聞いて見よう。

 イリスはホワイトベアやそこら辺に刺さっている矢を回収しながらも話を聞いてくれる。

 「『朝ラーメン』ってスキルだけど・・・」

 「知らん。

 聞いた事もない。

 おそらくジンの『パーソナルスキル』だろう」

 「『パーソナルスキル』?」

 「それも知らんのか。

 『パーソナルスキル』とはジンだけが持っているスキルだ。

 どんな効果があるかは『ステータスオープン』のスキルを使って更に『ステータスチェック』のスキルを使う事で確認出来る」

 「『ステータスオープン』?

 『ステータスチェック』?

 何だ、それは?」俺は首を捻る。

 「ジン、もしかしてお前、普通の者が低レベルで覚えるスキルを取得していないのか!?」

 「わからん。

 スキルは沢山取得している。

 だが、それが他の者も取得しているかどうかなんてわからん」

 「試しにジンが取得したスキルを教えてくれ」

 「じゃあスキルを使ってみるよ?」

 ステータスオープンが使えないせいか、俺の使うスキルはランダムだ。

 でも『この場に最もふさわしいスキル』と頭の中で念じると、その場に適したスキルが選択される。

 これはかなり信用がおけるらしい。

 戦闘の中で、スキルを使ってみたがかなりその場の最適スキルが選ばれていた実感がある。

 あと『このスキルを使いたい』と念じると、ランダムじゃなく、指定したスキルが使える。

 かなり信頼出来るんじゃなかろうか?

 ランダムと言っても『パルプンテ』みたいな完全ランダムじゃないと思う。

 AIみたいな何かが、ちゃんと働いていると思う。

 頭の中でアナウンスが響く。

 『スキル"熱い抱擁"を使いました』

 俺はイリスの腰をがっしりと抱き寄せた。

 「な!?」

 イリスが驚きの声をあげる。

 少しジタバタとイリスが動くが確か五秒は離れられない。

 「ごめん!

 ちょっとこのままでいてくれ!

 これ以上無理矢理何かはしないから!」俺が焦って言う。

 「・・・わかった」

 イリスは俺の腕の中で力を抜く。

 もう五秒は経過したはずだ。

 イリスの拘束は解けた。

 ・・・はずなのにイリスは俺に全体重を預けている。

 これ、どうすりゃ良いんだ?

 こちらから押し退けるのも何か違うよね?

 そうだ、イリスの方から離れてもらおう。

 腰に回した俺の手が、もうガッチリ拘束してない事をイリスに気付いてもらえれば・・・!

 俺は腰に回した手をどける。

 なのにイリスは気付いていないのか俺から離れない。

 どうすれば『手は腰を拘束していない』と気付いてもらえるだろうか?

 そうだ、自由になった手をイリスにアピールしよう!

 チョンチョンと俺はイリスの肩を軽くつつく。

 イリスはノーリアクション、気付いていないのか?

 もう少しだけ強く触ってみよう。

 俺はイリスの頭を右の掌でポンポンと触った。

 イリスの動きが一瞬止まる。

 触られた感触はあるようだ。

 俺は更に掌で頭を撫でる。

 もうこれならさすがに気付くだろう!

 だがイリスは離れるどころか俺にガッチリと抱きついてきた。

 (何でなんだよ!)心の中で叫ぶが、不思議と離れる気分にはならない。

 イリスが顔を上げ俺の顔を覗き込む。

 顔と顔が近付く。

 唇と唇がふれ合う・・・直前。

 「何やってるんだ?

 お前ら?」

 俺とイリスの顔を覗き込む少女が目の前にいた。

 少女には頭に犬のような耳がついていた。

 『獣人』という種族だろう。

 そう言えば『ここら辺は獣人の集落の近くだ』とイリスが言っていたっけ。


 「こ、これは!

 俺のスキルを彼女に見てもらってただけで!」

 俺は言い訳がましい事を言う。

 しかしその言い訳は獣人の少女にとって興味がないようだ。

 「ふーん、人間はスキルを見せ合う時に顔と顔を近付けるのか。

 変わってるな。

 アタイは『発情』の臭いが漂ってきた気がしてここまで来ただけだ。

 獣やモンスター達は『発情期』『繁殖期』になると気が立って狂暴になる事が多いからな。

 危険の芽は摘んでおこうかと思って」

 イリスは真っ赤になって何にも言わない。

 「そんな事より、ここは危ないぞ。

 ホワイトベアの群れが時々出没する。

 一匹ならそんなに厄介じゃないけど、五~六匹まとめて出てきた時はアタイ達でもかなり苦戦するよ。

 ましてや、ひ弱な人間やエルフが相手出来るとも思えない。

 悪い事は言わない。

 迷い込んだなら、縄張りどうこうを主張する気はない。

 さっさと立ち去れば特に何にも言わない」

 どうやら獣人は好戦的ではないらしい。

 この女の子だけが、そうかも知れないが。


 「待ってくれ!

 実は君らの集落を目指して来たんだよ」

 俺が言うと女の子の目付きが変わった。

 「・・・アンタも獣人の子供を拐いに来たのか?」

 「え?なんの話だ?」

 「惚けるな!

 人間がこんな危険で何も無い場所に用事がある訳ないだろうが!

 用事がある人間は決まって獣人の子供を拐いに来る!」

 女の子は毛を逆立て戦闘態勢に入る。

 「ま、待ってくれ!

 誤解だ!」

 「問答無用!」

 女の子は俺に飛びかかって来る。

 速い!

 俺も『すばやさ』は格段に上がった、とはいえモノが違う。

 やられる!と思った時に女の子はバックステップし距離を取った。

 俺には何が起きたのか理解出来なかったし、何故女の子が俺への攻撃を中断してバックステップしたのかはわからなかった、が女の子がいた位置の地面に矢が刺さっているのを見て、俺はイリスが俺を護るために援護射撃してくれた事を理解した。


 「ありがとう!イリス!」

 俺はどこにいるかわからないイリスに向けて叫ぶ。

 「そんな事よりあの娘とまともにやり合おうとするんじゃない!

 あの娘は私の矢ですらこんな短距離でも躱す。

 ジンの攻撃なんてあくびをしながら躱す、いや、躱す必要すらないかも知れない!」

 「だったらどうすりゃ良いの!?」

 「方法はないでもない。

 でもあの娘が聞いてるだろう今、言う事じゃない。

 わざわざこちらの戦法を教えるのは愚策だ!」

 「そりゃそうかも知れないけど・・・ヒント!

 ヒントだけでもくれないか!?」

 「『私が嫌がる事をやれ』」

 「それだけ!?」

 「それ以上はこの場では言えん。

 ジン自身が考えろ」

 イリスが嫌がる事とは何だろう?

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