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『失』う『恋』

作者: 『 』

僕が内面的に惚れた人は、

小学生からずっと外見で一目惚れした人を好きでした。


人は外見で恋をするとは言いますが、まさかそんな昔から恋してるなんて。聞かされ時は時が止まったかのように思いました。僕がどんなに好意を持っていてもきっと勝てやしない恋愛なんて、忘れられたらどれだけいいか。僕は君とこれから面と向かって話せるだろうか?いや、きっと動揺して目すら合わせられなくなるだろう。

あぁ、ごめん。厄介な奴で。諦めきれないけれど、僕じゃ、こんな見た目の僕じゃきっと勝てやしないんだろう?今思えば君がちっとも僕を見てくれない理由がこれだったんだなってよく理解できるよ。


だから僕はせめて君への気持ちを押し殺して、心の奥底に沈めて、無かったことにして君を応援するよ。

さようなら、人間不信だった僕が唯一信用できた僕の大好きな人。さようなら僕の恋心。


さようなら

さようなら

さようなら


なんて、これで全て無くせてしまえたらどれだけ良かっただろうね…………


八ッ。クソ…こっちを見てよ。なぁ、お願いだよ。その人よりも良い恋人になってみせるから。そんな自信があるから。僕を見て。

なんて醜い僕が顔を見せるんだ。こういうところが良くないんだろうな……


ありがとう。少しだけどこんな僕に夢を見させてくれて、ってこれも皮肉みたいだな。


さようなら。今度こそ。ありがとう。



さようなら。

はぁ。未練タラタラだよ。ごめんね。



さようなら

これが僕の君へのできることだよね。

僕、間違ってないよね……

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