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誰かに響く

恐い人

作者: 宮原叶映
掲載日:2019/12/12

 僕が、想った恐い人に、出会った。


低学年の小学生のはさみの持ち方。


はさみの刃のところ持つのが正しい。


そうしないと、怪我をして危ない。


その子は、それをしなかった。


しかも、小走りで他の小学生が歩いているところでしていた。


僕は、注意をしながら想った。


親や教師に教えてもらわなかったのか。



 僕は、恐い人に出会った。


小雨と少し風が強かった日のこと。


僕は、道を自転車で走っていた。


たぶん、僕はカッパを着ていた。


僕の前にいた一人の女性は、違った。


ビニール傘を片手で持っていた。


自転車だがら風の方向は、前だ。


その人も、それを前に向けていた。


ゆっくりと、自転車をこぐ女性。


僕は、その人の前に行こうとした。


次の瞬間、それを阻まれた。


風で傘が飛ばされ、自転車をこぐ僕の足元に落ちた。


僕は、危機一髪で傘が飛んでくるのを見たおかげでなんを逃れた。


傘の先が下向きで、道路をクルンクルンと回る。


僕は、傘を取り女性に渡す。


お互いが、すみませんと謝った。


その後、僕はその場をあとにしながら、その女性を見た。


その女性は、驚くことをした。


もしかしたら、事故になったかもしれないのに、


あろうことか、もう一度傘をさした。


反省なんて、していないのだろうか。


僕なら、諦めるのになと想った。



 僕は、恐い人に出会った。


太陽が沈み、お月様が空を照らす頃。


街灯は、ある道。


自転車を無灯で、しかも少しだけ片手で運転する人がいた。


道を歩きながら、自転車を乗りながらスマホを操作する人がいた。


前を見ない。


僕は、想った。


あなたは、スマホと命どちらが大切?


ながらスマホをして、命を失うのが本望?


自分だけじゃなく、相手の命を奪うのに。


ながらスマホをする気持ちも分かる。


するなら、安全なとこに避けるとか。


我慢するとか。


しないと、危険だと想うんだ。


反対する人がいると想うんだ。


そんなこと、考えてないってね。


ニュースで、見たことがないのか?


失われた命があるのを、悲しむ人がいるのを。



 僕は、恐い人に出会った。


人を見下し、自分を守り続ける。


存在を無かったことにするのを気づかない人達。



 僕は、恐い人に出会った。


これからも、出会い続けるのだろう。


そこには、命があるのを忘れてはいけない。

読んでいただき、ありがとうございます!

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