表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/16

狙われてる

希佐は、4時間のバイトを終え帰る支度をしている。


希佐(はぁ〜。やっぱり疲れる。早く帰ろ!)


バイト先の先輩「湖姫くんお疲れ様!気をつけて買えるんだよ!」


希佐「お疲れ様です。お先に失礼します。」


バイトを終え帰る所だ。


希佐(やっぱり、体力落ちてんのかな?走って帰るか!)

自分の体力の無さを知り、走って帰る事20分。


希佐「はぁ〜はぁ〜はぁ〜。つ、疲れた…ちょっと休憩…」


疲れてしまい近くの公園のベンチに座り一休みをしていたら


???「そこのお前!」


後ろから男の人の声がした。


希佐「!!!!!」


希佐は、声をかけられた方を向いた。


そこには、黒いフードマントをかぶっている男性と謎の生き物が4体いた。

男は、マントを深く被っていたため顔がよく見えない。


希佐(な、何あの生き物!)


フード男「お前から妙なエネルギーを感じる!」


希佐「はっ?エネルギー…?」


フード男「そうだ!お前は、何者だ!」


希佐「お、俺は普通の高校生ですが…」


フード男「とぼけるな!じゃ、お前から伝わる妙なエネルギーなんだ!?」


希佐「知らないですよ!てか、エネルギーって何だよ!体力の事か?」


フード男「お前エネルギーが分からないと…」


希佐「そーだよ!何だよエネルギーって!」


フード男「本当に知らないって事か!なら、お前を本部に連れていって調べてもろうか!」


希佐「!!!!俺を連れて行く?何処に連れて行くって?何いってんだよ!お前」


フード男「お前は、知らなくて良い。俺が勝手に連れて行くだけだ!お前ら、アイツを捕まえろ!」


フード男の周りにいた、謎の生き物4体が一斉に希佐に向かっていく。


希佐「!!!!!!」


希佐(は?俺を捕まえろ?と、とりあえず逃げないと!)


希佐は、謎の生き物から逃げた。


だが、生き物達はスピードが早くすぐ囲まれた。


希佐(に、逃げられない…どーすれば…)


シュッ!


バタっ!


希佐「!!!!」


フード男「!!!!!」


謎の生き物の1体が倒れた。

倒れた生き物をよく見ると矢が刺さっている。

でも、その矢は普通矢ではなく矢が赤く燃えている。

刺された生き物は、赤く燃え上がり消えてしまった。


フード男「赤く燃え上がる矢…アロウセキッ!この世界でも魔術を使える奴がいるとはな。姿を表せ。」


暗闇から、女性が現れた。

だか、フード男と同じフードマントを深くかぶっていたので顔がよく分からない…

が、黒のフードマントではなく白のフードマントだ。


希佐(仲間…か?)


フード男「ほぉー、その姿ホォロス王国の使い魔か。」


希佐(ホォロス王国?聞いた事がない。でも、今分かった事は、この2人は敵同士。じゃ、この女は俺の味方か?それとも敵なのか?どっちにしろ、警戒しないと!)


フード女「………」


フード女は、無言のままフード男を見ている。


フード男「名は何だ。」


フード女「お前に名のる必要はない。」


希佐(???聞いたことのある声…)


フード男「くっ!そうか。では、お前をさっさと倒しこの男を本部に連れて行くか。」


フード女「残念だか、この男を連れていかせるわけにはいかない。だから、お前を倒す!」


フード男「ふっふっふ。俺を倒すー?お前みたいな女に俺を倒せるのか〜?残念なのは、お前の方だ!」


シャキン!

ダァッ! 


希佐「危ない!!」


フード男は、剣を腰から抜きフード女に向かって行った。

また、フード女も腰から剣を抜きガードをし攻撃し返した。

2人の動きは、早く姿があまり見えない。


フード男「ほぉ〜。まだ餓鬼にしては剣の捌きは、王国の使い魔であって立派だな。だか、ご愁傷様。今日がお前の最後だ。俺の前に来たことを後悔して自分を悔め!コクライ、剣にやどれ!」


希佐「おぉい!なんだあの剣!やばくないか!」


フード男が魔術を使い、剣に黒い雷がまどらせた。


フード女(チッ!ここでアレを使わせると周囲が危ない。エネルギー半分無くなるがしかない。)


スタッ!


希佐「えっ!」


フード女は、希佐の所に向かい背を向けた。


フード女「貴方、そこから動かないように。」


希佐「はっはい。」


フード男「ふっ!そいつを守りながら戦うなど愚かな子供よ。だが、もう終わりだっ!」


ダァッ!


希佐達に黒く雷がまとっている剣を振りかぶり向かってくる。


フード女「天の南につかさどるウォータースネークよ。私に力を与えよ。」


希佐「うわっ!」


フード女が呪文を唱えると空から光がフード女に向かって来て一瞬光が強くなり眩しく周りが見えなかった。

光が消えたと思ったらフード女の身体に水がまとわりついていた。


フード男「ふっ!遅いっ!」


希佐(やられるっ!)


フード女「ウォーターデンコー!」


フード女は、手の平をフード男に向けて魔術をはなった。


フード男「な、なに!ぐぁっ」


バタン。


フード男にベビの形をした水に雷もまとった魔術が当たりフード男を倒れた。


希佐「えっ?何、何が起きたんだ?」


希佐は、目をつぶっていたのでなぜフード男が倒れていたのか分からなかった。


フード女「貴様みたいな弱者が私の国を…くっ!」


フード男「俺を…倒し…てもあの男の事はもう…本部に…連絡…」


倒れたフード男は、黒く燃え上がり消えていった!


フード女「くっ!遅かった…しかも、貴様でもなかったか…」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ