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俺の家族

母「希佐!!いつまで寝ているの!?」

 

希佐「ふぁ~。」


大きいあくびをしている。


母「希佐!!起きなさっ!!!って起きてるじゃない。早く支度してご飯食べなさい。」


希佐「はいはい。」


母「早くしなさいよ。」


希佐は、洗顔、歯磨きし制服に着替えリビングに向かった。


母「早く食べなさいよ!みんな迎えに来るわよ。」


希佐「分かってるよ。いただきます。」


俺は、湖姫こき 希佐きさ


早く早くと言ううるさいのが母親の湖姫こき 沙羅美さらみ


女でひとつで俺を育ててくれた。


いつからかは、分からないが物心がついた時はすでに母親と2人暮らしだった。


だから、父親は知らない、、、、


いつだったか小さい頃、母さんに父親の事を聞いた事がある。


小さい頃の希佐「お母さん。」


母「なぁに?」


小さい頃の希佐「なんで俺にはお父さんがいないの?」


母「お父さんはね、、、、」


と言い悲しい顔をしていた。


母「お父さんは、希佐が小さい頃仕事の事故でなくなったの、、、、

  でもね、希佐の事が大好きでお父さんの宝物だ!!っていつも言ってたのよ。」


と言っていつものお母さんの笑顔に戻った。


小さい俺でも分かる。


母さんにお父さんの事聞くと母さんは、つらくなる、、、、


だから、あれ以来聞いていない。


母「ごちそうさまでした。希佐も早く食べないさい。」


希佐「分かってます~。」


ピンポーン  


家のインターホンが鳴った。


母「はーい。分かってないじゃない。二人とも来たじゃない。」


と言い玄関に向かった。


ガチャッ


母「おはよ。ごめんね~。まだ、ご飯食べてるのよ。」


奈々「おはよう!さらちゃん。希佐は、いつも通りだね(笑)」


新「おばさん、おはよ。」


母「上がって待ってて。」


奈々・新「お邪魔します。」


希佐「よっ!」


ベシッ


希佐「イッテ!!!」


お母さんは、希佐の頭を叩いた。


母「何が、よっ!よ。早く食べて学校行きなさいよ。」


奈々「はははは。また、さらちゃんに怒られてる(笑)」


希佐「笑うなよ!」


母「もう、、じゃ、私仕事に行ってくるわね。

  ななちゃん、あっくんよろしく頼むわね。」


希佐・奈々・新「行ってらしゃい。」  


奈々「気をつけてね」


母「は~い。行ってきます。」


新「早く食べろよな!遅刻しちまうよ。」


希佐「はいはい」


新「ほんっと遅いよなお前わ!」


この口が悪い奴が鷲ノわしのみや あらた


結構面倒くさがりやだ。面倒な事は、避けるのだが俺と奈々が困っていると面倒な事でも助けてくれる意外と優しい奴だ。


頭は、俺と同じで普通だ。


だが、運動神経は良い。 


希佐「ごちそうさま。」


食べ終わり、荷物を取りに部屋に戻った。


希佐「お待たせ!おっ!いつも片づけあんがとな。」


奈々「ちゃんと、自分でやりなよね!さらちゃんが大変なんだから!」


希佐「はいよ。」


この面倒見が良いのが琴音 奈々(ことね なな)。


俺や新の世話を良くしてくれる。


俺等以外でも、世話を焼いてくれるし優しい皆のお姉ちゃん的存在だ。


だから、みんなから人気だ。


しかも、頭も良く運動神経も良いときた。


悪いところがない。ただ、負けず嫌いだ。


だから、俺と新での勝負で負けた時は、良く泣く。


泣き虫だ。皆の前では、絶対泣かないのにな(笑)。


因みに俺も運動神経は良い方だ。


でも、こいつらは美男美女。


だから、結構モテる、、、、、


俺もそこそこだと思うが全然モテない、、、、


なぜだ!!!!!!!!!!


てな感じで、こいつらとは家が隣同士で物心ついたころから仲良しだ。


もちろん、家族ぐるみでも仲がいい。


だから、友達ていうか幼なじみていうか家族同然だ。


俺の大切な家族だ。


新「行くぞ!」


希佐達は、学校に向かった。





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