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ふたつめ
どのくらい眠っていただろう。
電車の中は私以外誰もいない。
「終点です。」
駅員さんが言う。
その駅員さんはどこか私をふった彼氏に似ていた。
ここはどこだろう?
まだ来たことのない駅であった。
【過去駅】
そうかいてあった。不思議な駅名だなあ。
そこが終点だから降りてみる。
ーそこはさっきいた学校の前だった。
嘘だろ?
なんでここにいるのだ?
また あの事が繰り返されるの?
冗談じゃない。
もうなかったことにしたかったのに…
後ろを振り返ると駅員さんはいなかった。
線路も、電車も。
読んでいただきありがとうございました!
次も頑張ります‼︎
ではでは。