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ヤサシイウタ

作者: 蒼穹

小説と言うよりもエッセイって感じなので

その辺はよろしくお願いします。


雨の日



俺は立ち止まる



雨の日は好きだ



雨の日に



目を閉じると



まぶたの裏に



いつでもその姿を見ることができる



雨の日に



目を閉じると



まぶたの裏に



いつでもその声を聞くことができる



雨の日は



大事な人が



俺の前から消えてしまった



事実を思い出させる



彼女は歌が好きだった



彼女は歌うのが好きだった



俺が



悲しいとき



嬉しいとき



辛いとき



歌を聞かせてくれた



優しい歌



目を閉じると彼女は問いかける



「ドウシテソンナニカナシイノ?」



俺はキミが好きだから



「ドウシテソンナニウレシイノ?」



またキミの声を聞くことができたから



「ドウシテソンナニツライノ?」



またキミに会いたいから






本当のキミはもういない



本当の歌はもう聞こえない



でも、



目を閉じると



いつでも歌ってくれる



歌ってくれている気がする



高い高いこのそらの上で



真っ白な歌を歌ってくれる



目を開けると



また、雨が降ってくる



俺はまた歩き出す



俺とキミが好きな



優しい歌を



歌いながら



晴れない心の雲を



消してしまわないように



歌いながら



後ろを振り返らないように



もう立ち止まらないように



大事なキモチを忘れないように



キミとすごした日々を忘れないように



俺は今日も歌を歌う

コメントは中傷以外をよろしくお願いしまぁすm(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[一言] 詩みたいな感じだけど、すごい気持ちが伝わってきました。 「俺」はすごい彼女の事を好きで、すごい苦しい。 切なくなりましたooo
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