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夢物語の少女

作者: ほのりー
掲載日:2026/08/22

新しい物語の連載版を執筆しているのですが、

その合間に書いた話です。

良ければ、他の話も読んで見てください!

ミアンという少女がいました。

その少女は幸せに暮らしていますが、

それには理由があるのでした。

その理由は明かされていません。

その少女の生まれ変わりの冒険が始まるのでした。

おしまい


サキナは、その話を聞いたことがあった。

誰から聞いたのかは覚えていない。

だか内容は、しっかりと脳内に刻まれていた。

それを聞いて毎回思うことがある。

なんて羨ましいんだろう!

私も真似したら、幸せになれるかな?

しかし、同時に分かっていた。

そんなの夢物語だ。叶うはずはないと。

そして、ふと最後の行に目を通す。

そこには、

その少女の生まれ変わりの冒険が始まるのでした。

と、何度見ても忘れない一行があり、引き込まれてしまう。

やってみようかな、と思った。

叶うわけない。と、心の何処にいる自分が吐き捨てる。どうせ無理なんだから。という追い打ちが精神を支配しそうになったその時、ガルルという大きな声がした。大きな体躯に鱗、間違いなく竜だ。

周りを見ると、殆どの住民が居なくなっていた。

これはまずい、と何処か他人事のように考える。

竜は爪を振り下ろそうと、私に向けた。

死を感じ、目を瞑った瞬間に影が見え、何かと竜の爪がぶつかった音が聞こえる。

痛みが無いのを感じ、目を開けるといつの間にか

竜は倒れており、鎧を着けた背の高い人が、前に立って手を差し伸べていた。

私は手を掴み、立ち上がる。

「ありがとうございます。」

その人に私はお礼を言った。なぜならこの男には血が付いてるし、竜には剣が刺さった跡があるので、この人が倒したと思ったから。もし違くても、差し伸べてくれたお礼として言ったことになる。

万々歳だ!

さて、表情は……、わからないな。真顔過ぎる。

「そうか。救われたな。」

そう男は言って立ち去ろうとした。

「あのっ…!」

思わず声をかけてしまった。

「なんだ?」

怪訝そうな男に声を変えようとしたが、何を言えばいいのかが、パズルのピースが散らばったように思い出せない。何か言わないと……!

なんだか意識が……………。

目を覚めるといつもの部屋だ。

何か夢を見ていたような気がするが、思い出せなかった。まあ、思い出せない夢はたいしたものではないだろう。そう思いながら、朝の支度を始めた。

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