第四部のイメージイラスト
友人のリクエストにより描いたトグル。色鉛筆です。
ちょっと特殊な紙に描いたので、色のノリがいつもと違い、気に入っています。
他にも、場面の挿絵や人物など、たくさん……本当に沢山(^^ゞ描いたのですが、ほぼ友人に差し上げ(押しつけ)、手元には残っていません。
線画のデータから復元するのにも、エネルギーを要します(特に画風が変わっていると、目も当てられない気分になります・涙)。新しく描いた方がいいんですよね。
◇
私は手描き絵を中心に描いてきて、Photoshopからデジタル画材を使い始めました(主に、仕事で必要だったため)。所謂「アナログ」画材と「デジタル」画材は、全く違うものですので、どちらがどうとは考えていません。
どちらにも長所があり短所があります。使い分ければよいと考えています。
ただ、アナログ画材は減算混合(色を重ねるほど暗くなる)であり、デジタル画材は加算混合(色を重ねるほど白に近づく)です。このため、当初はRGBの濁りのない発色に慣れず、実験的な試みをくりかえしていました。
この "飛天”―隼のイラストは、試行錯誤のひとつです。
Photoshopではなく、Painter classicで描いています。シチリア・レイディや莫高窟壁画の天女をイメージしてみました。
Web上で観るには、発色のよいデジタル画材で描いた方が綺麗ですが。
アナログで描く際の、紙と画材の組み合わせから得られる効果や、線のやわらかさ、重ね塗りによる独特の雰囲気などは、やはり魅力的です。
(*「R18向け」に描いたものではないので、こちらに掲載しましたが、問題になるようなら取り下げます。ご了承下さい。)




