出会い
第一話
周りには誰もいない、辺りは一面大自然だ何故ここにいて何が起きてるのかが一切わからない。
とりあえず辺りを調べる。しばらく調べてみると川があった数時間歩き回っているので喉は乾いていてちょうど良かったため、一休みする。ただ腹の音がなってしまい食べれるものを探そうとする、その時草むらから声が聞こえてきた
。
『人間だ!美味そう!腹減った!』
皮膚が緑色で体のサイズは自分よりやや小さい物が三匹、あれは一体なんだと見ていたらいきなり一斉に襲いかかってきた!取り敢えず走って逃げ続ける。しかし差がどんどん縮まる。
「うわぁ!」
地面に躓き、倒れてしまう空腹や疲労で意識が遠くなってくる、すると後ろから
『ギャー』
と悲鳴が聞こえたが意識が持たずそのまま気を失ってしまった。
また目が覚めた時、外ではなくテントの中であった。
『よお坊主起きたか』
前にはとても大きくガタイがいいスキンヘッドの男がいた
「誰だお前!」
気が動転してつい声を荒げてしまった。
『おいおいゴブリンから助けてやったのは俺だぞ?
まず言うことあるだろ?』
ゴブリン?あの緑色のやつらか?
「あ、ありがとう」
少年は助けて貰った事に礼を言った
『まぁいいって事よ俺の名はバーナードだよろしく、坊主お前は?』
名前?そういえば俺の名前は?よく思い出せない
『わからない…』
俺は自分が何者なのかがわからない状況に不安を感じた。
『そうか…とりあえずついてこい』
少し気まずい雰囲気が流れたがとりあえずついて行く事にした
『どこ行くんだ?」
『俺らの頭のとこだ!』
「頭?誰の事だ?」
『つけば分かる』
少し不安になって来た。
『着いたぞ』
目の前には他より少し豪華なテントがあった。