プロローグ
小説を書く事が初めてです温かい目で見てくれたら嬉しいです!
もし良かったら皆さんからアドバイス頂けたら幸いです。
第0話
何の特徴のないごく普通の人生だ。
特に目標もないまま義務教育を終え、そのままずるずると高校に行きそのまま就職した。
高校が工業高校だったため就職をする時にあまり苦労せずに就職出来た。
入社した会社も決して大企業ではなくても先輩や同僚なども優しく残業代などもちゃんと出る、とても良い会社だ。
そんなある日通勤帰りの電車の中座って電車に揺られていると一人のおばあちゃんがいた、人の多さに今にも押しつぶされそうになっていた。
そんな時に母の言葉を思い出した。
[善人になれとは言わない、その代わりに少しだけで良いから優しさを持ちなさい。]
母は兄弟四人を女で一つで育ててくれた。
母は強し!と言うが全くもってその通りである。
そんな事を思い出しながら、座っていた席を立ちおばあちゃんに話しかけた。
[どうぞ]
少し無愛想に言ってしまったがおばあちゃんはクシャクシャな笑顔で
『ありがとう』
と言ってくれた。
やっぱり感謝をされるのはと照れくさいが嬉しいものだと思いながら、つり革に掴まりながら電車に揺られていたら、降りる駅に着いたので電車を降り改札を出て家までの道を歩きながら
『今日の晩飯は何にしよう?』
といつも通り晩御飯の献立を考えながら歩いていると前から人が歩いてきた、フードを深く被っており、あまり顔が見えなかった。
あまり気に止めず歩いていると、すれ違いざまに腹部に強い痛みと熱を感じた、パッと見てみるとワイシャツが真っ赤に染まっていた、その場に倒れ、遠のいていく意識の中で
『俺死ぬのかな?まだ結婚もしてないし親孝行もしてない、まだやりたい事もあったのに何もできなかった。まだ死にたくないな』
様々なことに後悔しながらそっと眠りについた。