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アイドルの裏の顔?  作者: 中腸腺
4/15

かくとうぎ?3

鍵村さんとさいかいした楓。なぜか鍵村さん、

とっても…おこってる!?

いったいどうなっちゃうの~?


「組長はここかぁ!!」

壊れるのではないかと心配になるほどの音をたてて、楓が襖を開ける。マネジャーによると組長の部屋は正門から入って最奥にあるとのことなので。ここであっているはずなのだが…

「よぉ来たのぉ!!ワレ!!

ただでは済まさんぞ!!」

いた。でっぷりと肥え太った豚が、一匹。醜く顔を歪めて。

(よ、よかった、本当に居た。これでいなかったらマジであのビッチどうしてやろーかと。)

最奥の部屋なだけあり、ここにたどり着く迄に楓は多大な苦労をした。既に武器は使い果たし、徒手空拳だ。

サプレッサーの一件もあり。この上

情報まで違っていたら…

(帰って一番にレ〇プしてやってたなぁ!?)

100%の本気である。生まれてこのかた強姦だけはしたことが無かったというのに。危うく一線を越えて本物のクズになるところだった

「って、うわおっ!?」

楓の前髪を右側から飛んできた丸太が掠める。

訂正。かのように錯覚した。

それほどの質量を持った左ジャブ。敵に近い位置から拳を打ち出すことで数多あるパンチの中で最も早く相手に着弾し、、その代償として最も弱い

ジャブにこれほどの威力を持たせられる――

そんな無茶を出来るのは少なくとも、ヘビー級の格闘家。

(本丸に伏兵をおいてやがった!!)

とっさに身体を反らして回避していなければ確実に楓の頭蓋は割られていた。その事実に動揺し。バランスをくずす。そこに、

追撃。

敵は撃った左拳を引き戻さず、腰の回転を乗せた裏拳を打ち下ろし気味に放ってくる。

(まじぃっ!!)

楓は相手の拳が着弾する寸前にその腕を取り、自らの倒れこむ力を乗せ、投げた。

此処まで。じつに0.32秒。それを見ていた組長はあり得ないものを見たとばかりに呆けている。

投げることで相手との距離をとり、拳の間合いから逃れた楓は敵の姿を視界に収める。

楓の放つ致死の殺気を飄々と受け流し立つその男は。

「昨日ぶりやなあ。楓ちゃん。なんや

運命感じてまうわ。」

「鍵村っ…」


筋肉の塊のような大男と可憐な少女が臨戦体制で向かい合う。

いや、より正確をきすなら、“虎がごとく良質な

筋肉に身を鎧った”大男、だ。

可憐な少女こと楓は目の前の大男――鍵村の全身を値踏みする。

(完全に弛緩してる。そのうえでさっきの

力強さ…良い筋肉だ。)

筋肉と言うものは、脱力と緊張の降り幅が大きいほど力を発揮する。

鍵村の筋肉は正にそれだった。だが、

それだけに、惜しい。

(素材が良くても…使い方を知らないんじゃ…な。)

楓がそこまで思ったところで鍵村が動く。楓は踏み込み放たれた右ストレートを捌き、同時に縦にした拳を鍵村の大きな顔面に叩き込む。そこまで威力はない。空手の正拳のほうが一発の強さは

はるかに上だろう。しかし、この戦い方は、捌くと同時に撃つことで一発一発がカウンターになる。

攻撃直後、そして攻撃時はどんな達人でも、

緩む。そこに攻撃を喰らい、鍵村が怯んだ。

時間にして、一秒あるかないかの

――隙とも呼べない隙。

だが、楓を前にその隙は致命傷になる。


…チェーンパンチ…。


拳をチェーンソーの刃に見立て、回転させるように撃つ、最速の連打。

その打撃は、〇.一秒に一発という、脅威の刃。

十発近くの連撃を顔面に喰らい、鍵村は折れ曲がるかと思うほどに背を反らし、

頭から地に墜ちた。


前書きふざけすぎました。ww

感想下さると有り難いです(*^^*)

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