第3話:出会い
書けました(p>□<q*))
ちょっと長めで書いたつもりです
どぅぞ
「おい。おい。起きろよ!!」
その声誰だかわからない
「ん?暑ぅーぇ?朝?」
このとぼけたやつが金田ケンタ
この物語の主人公にあたる人だ
「早く起きろよ!!」
その声は男の声だ
男といっても青年ぐらいだ
「誰だよおめぇー。まさか魔物!?」
「っ、ちげぇーよ。オレは人魂だ」
「ヒトダマ??」
「そぅだ。人魂とは人間が死んだ魂のことだ。お前も人魂だ」
「ぇ?オレ死んだんか!?」
ケンタはまだ寝ぼけてるようだ
「そりゃ生きてたらココこれなぃだろ・・・;」
謎の男はこんなバカにも親切に教えてくれた
「ぁ。そうだよな。オレトラックに引かれたんだよな・・・」
ケンタはトラックにひかれて黒いスーツにサングラスを掛けた男に
ココまで連れてこられたのだ
「んで、オレになんのようだ??」
「それはだな、これを見ろ」
謎の男はケンタに小指サイズの杖を見せた
「ぁ!!それ。オレもある!!」
ケンタは小指サイズの剣を見せた
「そうだ。これとそれは共鳴しているんだ。」
「ふーん。で、それだけ?」
「ぃや、お前もあいつを倒すんだろ?」
あいつとはこの世界を支配している『ラスボス』のことだ
「ぅ、うん」
「だからオレとチームを組まないか?」
謎の男はそういった
「ぇー、お前なんか弱そうだしなー。腕見さしてもらうよ」
ケンタはだいぶ調子に乗っているようだ
「上等だ。あの木を見ろよ」
そういいながら謎の男はブツブツ何かを唱えた
「聖なる炎 我に力を 『ファイヤーボルト』」
その言葉とともに
木は燃えた
「これでどうだ?まだ技はあるが・・・」
「まぁまぁー良いんじゃなぃ?仲間にしてやるよ」
ケンタは自分とのレベル差を感じたようだ
まだこの世界にきてまもないケンタは
あんな魔法が出せるだけでもすごいのに
かなりビビッっていた
「オレの名前は吟汰、秦帝吟汰だ。よろしく」
「お、オレの名前は金田ケンタ。よろしく」
(名前もオレより何かカッコいいし;)
ケンタは少し小さくなっていた
「金田ケンタかケンタと呼ばしてもらうぜ!!」
「ぉ、ぉう!!じゃーオレは吟汰って呼ぶわ」
ちょっとフレンドリーになったケンタ達だった
「ケンタまだこの世界のことわからねぇーんだろ??教えてやるよ」
吟汰は優しく説明していた
「まずはこの剣からだ、これは選ばれし者だけにもえるものだ」
「ほぉー。ってオレ選ばれたん?」
選ばれるって言う言葉だけでケンタは大興奮だった
人間界では選ばれるなんてこと
まずなかったからとてもうれしがっていた
「まぁーそうだ。それが大きくなったりするのは知ってるか?」
「ん、うん」
「その剣は魂を食らえるのだ!!」
「ぇ!?」
ケンタを襲いに来た魔物は
死んだときに砂になったのだ
「ぇ?でも魔物は砂になったよ・・・?」
「ぁーそれはだな、その剣がその魔物の魂を食らったから魂の無いものは砂になりチリとなるのだ」
「そうだったのか・・・」
「まぁー魂をたくさん食らえば、その剣があたらしい能力を得るだろ」
「能力??」
「そうだ。能力とはまぁーオレで言うと『ファイヤーボルト』だな」
「ぁーいいなぁー」
「まぁー技を覚えるのもかなり時間がかかるけどなー」
剣のことを聞いたケンタは少しうれしくなった
(このオレが魔法を使えるのか!)
とかいろいろ妄想しながら歩いていると
もぅ夕方だ
「夜は危ない、早いこと街に行くぞ!!」
夜は魔物が凶暴化するのだ
「わ、わかった」
5分くらい走った
すると次の街にたどり着いた
「とり合図、宿に行くぞ」
「うん。でも金ないよ;」
「オレが持ってる」
宿に泊まる事ができた
「ふぅー。疲れたー」
「明日は『永遠の洞窟』に行くぞ!」
「わかった;オレ寝るわー。おやすみぃー」
「おやすみぃー」
吟汰が電気を消した
このときに窓の隅から何かの眼がにらんでいたのを
ケンタ達は気づかなかったのだった・・・・
最後までありがとうございます
それでは