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せっかくなら。
帰宅
碧の記憶を頼りに家に帰り、
机の前に座った。
ぼーっと
碧の部屋を眺めた。
成人女性の部屋をまじまじとみるのは
あまりよろしくないが
この際もういいだろう、
碧の部屋はあまり使ってないようで
ベッドと机だけがおかれた質素な部屋だった
今日の出来事を思い返す。
俺は妹に頼まれたゲームを完凸し
そのまま寝たと思う
そしたらなぜかデスクで目覚め
乙女ゲーム、いわゆる二次元転生をした。
そして後輩にやばい量の仕事を押し付けられ
それを無心にやって帰ってきた、
しかも仕事を押し付けられるのは
日常茶飯事らしい
俺は無性に腹が立って
机を蹴り飛ばした。物に当たるのはよくないが
怒りが抑えきれなかった。
せっかくなら
この乙女ゲームを無茶苦茶にしてやろう
ぐれてやろう問題児になってやろうじゃねぇか
もちろん首にならない程度に
攻略対象たちを
痛ぶり尽くしてやろうじゃないか?!
そうと決まればどうやっていたぶってやるか
作戦を練ろう
俺はそのまま寝ることなく作戦を考え抜いた
近々更新予定