第一話 ありえない!?こんなことは絶対に!?
本編がスタート!!
俺は今目の前に映っている現実が受け入れられない。
俺は短髪黒毛の黒目の地味な男だ。
そうこんな、
可愛らしい白髪が混じった赤目の女の子がうつっているはすがない!?俺は勢いよく後ろを振り返った。
そこには誰もいなく個室のトイレが横に三つほどある
そういえばいつもより視線が低いような気がする、
「これはいわゆる転生ってやつなのか?」「いや‼︎」
ありえない!?俺は断じて認めない!?まず転生というものは知っている物語やゲームに転生するというのがお決まりだ。だがそれの全て実際、絵、つまり二次元に転生するというものだ。
なのでまず断じて不可能なのである。
転生についての論文を前見たことがあるが
それはたくさん仮定やありえないことが
連なっており不可能という結果に終わっていた。
つまりだ!!!
二次元転生などというものは非現実的なのである。
俺はもう一度鏡を見るそこに映っているのは絵に描いたような可愛らしい女の子だ。それこそ二次元、つまりアニメや漫画に出てきそうな女の子だ。
そもそもなぜ俺は女の子になっている?
女の子がなぜデスクに座っている?
疑問はたくさんだが、実際俺は女の子。
つまりだ、
ここ男子トイレに俺がいるのはまずいのでは?
俺は急いで男子トイレに出た。
まぁここはお決まり展開で誰にも見られていないはず
うん。そうだ。きっとそうだ。
俺は個室男女兼用トイレに入った。
ここはあれだ。中身が女で外見が男そしてその逆の人向けに作られたトイレだ。
「んっ?」
俺はつい声が漏れてしまった今の情報はなんだ?
なぜそんなことを俺が知っている?ここは知らない場所のはず。もし二次元転生というなのものが起きていると仮定したとしてここは知らない場所。
なぜそのような情報を俺は知っているんだ?
そもそもなぜ俺はトイレ位置を知っている?
そんな疑問が浮かんだその時。
ズギギギギ
頭にとても割れるような痛みが入った
それはこの体の女の子の記憶が流れ込んできた。
「なんだ、このお決まり展開みたいなやつ」
そんな都合のいい展開が起きたこと自体信じられないと思ったがそもそもなにもかもが信じられない。
そして俺はまた都合の良い展開だが
流れてきた記憶をみるかぎり
ここはあの忌々しい乙女ゲームだということに
気づいてしまった。よりによってもだ。
まずは整理をしようと思う。
えー、まず俺ことこの女の子
静音 碧はゲームでは
お邪魔キャラだった。
かといってこの子はただ熱心に
仕事を頑張っていただけなのだが
攻略対象とゲームの主人公の邪魔になったので
排除されるキャラつまり
とても可哀想なキャラなのである。
これも俺がこの乙女ゲームが嫌いな理由の一つである
頑張っている人間をただ自分にとって邪魔だったから
排除するという思想がまず俺は嫌いだ。
そうやって記憶整理をしていると
碧が締切間近の仕事を急いでしていることがわかった
なぜ締切間近なのかというと碧の部下、攻略対象の奴がサボりその仕事を碧に丸投げしたのである
しかも締切直前に、
心底クズだと思うが
碧は優しく少しの注意をして引き受けた
そうその仕事がまじで締切が迫ってきている
締切は今日の20時までだ。
今の時間は16時半。量は中学生の夏休み分並み
そう急いで終わらせないといけない。
これをおわせないと他の人に迷惑がかかる。
おれは急いでデスクに戻り仕事にとりかかった。
そして俺は碧が仕事がとても早い人間なのだと
仕事に取り掛かっている時に気づいた。
17時半のいま仕事は残り半分までとなり
碧は本当にすごい人間だと思い知らされる。
しかも仕事はこの押し付けられた分だけが残っており
自分の分はもう終わっていた。
すごい。これは攻略対象に邪魔だと思われるはずだ。
そのまま俺はペースを落とさず黙々と仕事やっていくと19時半に終わった、ギリギリだ。
仕事が終わり家に帰ろうとすると
隣から声をかけられる
「めずらしいですね!こんなに早く帰るなんていつも2時ぐらいに帰るのに」
俺はそれを聞いて耳を疑った。
だが記憶でも夜遅くに帰っており。
静音 碧はとても不健康な生活をしたいようだ。
俺はそういえば返答していなかったことを思い出し
「はい。今日はもう帰ろうと思って」
とゆうと
「そうですか!
気をつけて帰って、休んでくださいね!」
と優しい返答が返ってきた
俺はそのままタイムカードおし駅に向かった
第二話は2月中旬までに死ぬ気で投稿頑張ります。