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裏話つらつら


 ※随時更新します。


空満(そらみつ)→「大和(やまと)」にかかる枕詞(まくらことば)、「そらみつ」から。空を満たす、空(虚)を満たす、意味を込めて漢字をあてました。


大和(やまと)ふみか→大和文華館(やまとぶんかかん)が由来に思われがちですが、舞台の空満から「大和」が導き出され、やまとの(ふみ)、やまとの歌をとって、ふみかにしました。名前からして日本文学を学ぶ人だと分かるようにしました。


仁科唯音(にしないおん)→名字は、実在の物理化学者、仁科芳雄氏より。名前は、化学用語のイオンです。仁科家の名前は化学用語から拝借しています。弦志→原子、伝志→電子、母の酉乃は、旧姓「(あたらし)」ですので、新しい(英語でNew)+とりの=ニュートリノ、です。本篇だけで気づいた方は素晴らしい。


夏祭華火(なつまつりはなび)→単純です、火を扱う人物のため、連想ゲーム開始。熱い、暑い、夏、夏祭。にぎやかな女の子だけど、打ち上げ花火みたいに派手なようで、線香花火のように儚い面もある。かっこよさも見えるので、花を華とし、華火です。空満高校の生徒は、関西の有名私鉄の駅から名前をとっています。華火のお友達は、尼ヶ辻(あまがつじ)前栽(せんざい)平端(ひらはた)……空満大学のモデルとなった大学まで行く時に通過する駅の名前です。


本居夕陽(もとおりゆうひ)→名字は近世の国学者、本居宣長より。名前は、作者の母校にゆかりのあるもの。夕陽の父・世夜(つぐよ)について、名前の読みは、宣長の子孫にして作曲家、本居長世を意識しています。日本文学国語学科の学生は、全時代の日本文学の作品または作者が由来です。


与謝野明子(よさのあきこ)(与謝野・(コスフィオレ)萌子(もえこ))→本篇でもさんざんいじられております、与謝野晶子が由来です。同級生の島崎戒(しまざきかい)くんは、島崎藤村(しまざきとうそん)と、著作『破戒』より。島崎くんは明子に惚れるあまり、婚姻時に与謝野姓を名乗ることを選んだ。


・まゆみ先生が、口調を使い分ける理由は、学生に親しみやすさを持ってもらうため、そして、同僚には敬いの気持ちを忘れないように心がけているから。


土御門(つちみかど)先生のラヂヲ番組は、はがき(メールは受け付けていない)を読まれた回数によって、位が上がる。最高位は正三位(しょうさんみ)、初めてならば地下(じげ)


・空満大学では、学期末に講義・担当教員に関するアンケート調査を行っている。宇治(うじ)先生は毎回「どうして髪の毛がサラサラなんですか」と質問されて、困っている。「気合いと、佃煮こんぶおにぎりなのですよ!」


近松(ちかまつ)先生の卒論ゼミは、なぜか女子学生しか集まらない。卒業旅行として、得意先の旅館(女将と()()()している)に連れて行ってくれる。昔は一泊していたが、時進(ときすすみ)先生が主任になってからは、日帰りにしてくださいと命令された。


(もり)先生の身体に刻まれた術は、彼女を心から愛している男からの「想い」を身体的・精神的に受けるたびに色が目立たなくなる。娘を身籠ってようやく、白い肌を取り戻せた。


・真淵先生は、宇治先生と友情を育もうとしていた。食堂で同じ献立にする、彼女の口調を真似する(〜なのですよ! を多用すると分析し、〜なのです、〜なのですねえ、を用いた)、など。裏表の無い宇治先生は、一緒にいて疲れないらしい。


時進(ときすすみ)先生の日課は「一日一冊」だが、(ページ)数関係なく五冊以上読んでしまうほど集中力が高い。息子達は畏敬の念も含め「一冊」を「一()」と称している。


・ふみかの擬者語(ぎものがたり)天野(あめの)うずめ→芸能を司る神、アメノウズメノミコトが由来。必殺技を繰り出す時、衣服をめくって肌を見せるのは、うずめ自身が名前を意識して、あえて戦闘に無駄な動きをつけているため。


・唯音の擬者語(これも、近世文学の一ジャンル、擬物語(ぎものがたり)をもじった造語)、佐久間音遠(さくまねおん)→幕末の学者、佐久間象山(さくましょうざん)と、原子番号10のネオンから。唯音に比べて暗めの性格を表すため、()()、で、ねおん。


・華火の擬者語、冬籠凍莉(ふゆごもりこおり)→オリジナルとなる人物の姓名と対義的になる言葉、冬籠もりと、氷より。語尾の「ですのっ」は、「スノウ(雪)」を意識している。アンドロイドのため、冷たさに強い。でも、心理的な冷たさには、実は弱い。


・夕陽の擬者語、平田清香(ひらたせいか)→名字は近世の国学者、平田篤胤より。彼女の口癖「いッチ」は元になった平田氏の得意な言い回しでもあります。名前は、作者の母校にゆかりのあるもの。


・明子(萌子)の擬者語、山川(やまかわ)(フィギアルノ)豊子(とよこ) (本名、山川()実子(みこ))→明子同様、本篇でもふれてきましたが、山川登美子が由来です。明子を原作としているから、島崎くんに思いを寄せるようプログラムされているかというと、そうではなく、明子にほんのり恋愛感情を抱いているらしい。近松先生と森先生に好感を持っている点は、共通。明子と二人で同人誌(個人で楽しむ用)を描いて、感性を磨きあっている。


・時進先生の息子達について、当初はヒロインズとそれぞれ夫婦になる予定でした。そのまま押し通していたら、時進一族はいろいろな意味で強大になっていたかもしれません。五男の誠五(せいご)とふみかのつながりについては、作中で()()()語られています。読書好きで、異性に対して苦手意識がある二人には、一緒に生きてもらいたかったのです。


誠文(よしふみ)少年、近松アンヌ嬢、倭文野(しずの)玉姫(たまき)嬢、時進梛(ときすすみなぎ)くんについて。短気な誠文少年は、繊細ないとこ梛くんだけは、殴れないらしい。アンヌ嬢は父より強い剣士と、母より愛される嫁を目指している。玉姫嬢は父親と趣味が合っており、カクテル作りを共に楽しんで(子ども時代はノンアルコールのみ)いるようです。いつか、次世代に照明が当たる話ができる……かも?


・ヒロインズを「戦闘力の高さ(体術面)」で並べると……。

一番 はなびグリーン(若さと、日頃山で遊んでいるから)

二番 あきこピンク(憧れのマキシマムザハートになりきるため、それなりに鍛えてきた。通信講座で)

三番 いおんブルー(持久力高し。勘が良いので、いろいろ器用です。ちなみに、お酒が入ると、はなびグリーンを超えます)

四番 ふみかレッド(体育は卓球と反復横跳び以外苦手です。気力は誰にも負けません)

五番 ゆうひイエロー(運動不足のため、すぐに息が上がります。師走篇後、せいかイエローと走り込みをするようになりました)


・ヒロインズを「(はらえ)の使いこなし度の高さ」で並べると……。

一番 ゆうひイエロー(文学以外にも教養が深く、想像力が豊かだったので、すぐに伸びました)

二番 ふみかレッド(ひらめきで戦闘を乗り越えてきました。武器の大きさを変えることは、容易にできるものではありません)

三番 あきこピンク(美意識の高さと、スキという気持ちが祓を咲き誇らせました。大切な人を傷つけられた時は、食虫植物の形をとります)

四番 はなびグリーン(小さな体にはおさまりきらないほどの量だったため、無駄に放出してしまったこともありました。これからに期待)

五番 いおんブルー(仕組みについて考え過ぎてしまうきらいがあり、祓の可能性を狭めがちです。消費量に関しては、五人の中で少なめに抑えられています)


・ヒロインズに対して、ティーチャーズが思っていること

まゆみ先生 記憶があやふやだった頃は、夢の中で「私も彼女達の力になれたら」と思っていました。

「特別な力」を扱えるようになってから、自己犠牲的な面が目立ってゆきます。顧問として、教員として、教え子を守るとはどういうことか悩んでいた様子。亡き父ならば、どう行動をとったのだろう、と考えてもいたそうです。


土御門先生 娘達なら大丈夫だろう、と信頼しています。五人に眠っていた力について、感づいてはいましたし、指導している教員が「あの教え子」だから、です。ヒロインズを「正義の味方」とからかったり、「あの教え子」を「お嬢」と呼んだりしていますが、本当はちゃんと認めているのですよ。


宇治先生 「障り」との戦いも、簡単に考えたら「勝ち負け」の世界だととらえていますので、勝ってくれたら大丈夫、と思っています。そう割り切ろうとしながらも、ヒロインズ(特に友人である華火)の精神面を心配しています。


近松先生 宇治先生よりも厳しいですね……。勝って当然、「もし負けても頑張っていたし、次がある」なんて甘い考えは捨てるべき。戦い方もよく見ていて、刀を使うようになった唯音へは「(いろいろ)鍛えてやりた」くなったとか。


森先生  ヒロインズには重すぎる運命ではないか、不安に思っています。まだ若いのに、人々の心を「障り」から守る役目を背負って、できるなら代わってあげたいようです。戦いに関しては、全員無事であることを第一としています。


時進先生 「祓」を行使できる以上、責任を持って「障り」と戦ってもらいたい。それだけです。時進先生は、わりと思考がはっきりしているのですよ。他の教え子、息子や孫に対しても同じです。もし、投げ出した場合は、彼女達を軽蔑するそうです。叱りはしない、それは顧問の仕事だと考えています。


真淵先生 時進先生もなのですが国語学の先生は、複雑とは対極の考え方をされています。彼は、夕陽にしか興味が無いため、夕陽さえ生き残ってくれれば他のヒロインはどうなっても構わないようです。ゆえに夕陽の○○には、ほど遠いのです。 

 

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