大きな河のやうに
〈『拾遺スーパーヒロインズ!』第六話 没次回予告!〉
「下臈らよ、わたしが今を時めく『光るそなた』土御門隆彬や」
「むべなりですわ、頭の表面だけは、光っておりますもの」
「内面の輝きが感じられへんとは、見かけ倒しの才媛やな、ラストサマー少納言」
「初夏、の誤りではございませんの? そして、私の名前はトゥルーアローマユミこと、安達太良まゆみ!」
―『次回、第七話「忘れじの もとの心よ」』
「なにがトゥルーアローや、おなごを惚れさせるゲームやあるまいに」
「ふふっ、トゥルーエンド、と仰りたいのですわよね」
「フン、おしまいに真も偽もありませんぞ。最終話まで残り一話や、せいぜいおきばりなはれ」
〈元の次回予告!〉
「フン、なにゆえ雅なわたしが安達太良嬢と次回予告せねばならんのや」
「そのお言葉、そっくりそのまま熨斗も付けずにお返しいたしますわ」
「ふぉふぉ、勝手にせい。さて、次回はな……」
「先には言わせませんわよ。次回!」
―『次回、第七話「忘れじの もとの心よ」』
「なんや、被ってしもうたやんか!」
「あらー、土御門先生が被せたのではありませんこと?」
「お嬢やろ」「先生ですわ」
「ふん、こないなったら昼御飯をかけて、勝負や!」
「望むところですわよ!!」




