どう考えても馬鈴薯と馬鈴薯
〈『拾遺スーパーヒロインズ!』第一話 没次回予告!〉
「わあわあ、君のお弁当、虹がかかっているね! どうやって作ったの?」
「そう、マッシュポテトに、対応する色を、混ぜるだけ……」
「赤はトマト、橙はにんじん、黄色はかぼちゃ、緑はえんどう豆、青はブルーハワイのシロップ、藍色はブルーベリーとなす、紫は私の大好きな紫芋か。あれあれ、ご飯と他のおかずは?」
「ご飯と、おかずの、代わりに、マッシュポテトを混ぜたマッシュポテト、略して……」
「こっそりのりの佃煮を足したくなるぐらい、ポテト漬けになりそうだね」
―次回、第二話「終に行く道」
「そんな君は、唯音にとても似ているね」
「そう、私は、唯音のパロディ、笑わない乙女、佐久間音遠……」
〈元の次回予告!〉
「やあやあ、このコーナーは久しぶりだね、唯音。え、あれあれ? 人違い?」
「そう、私は、唯音の複製、音遠……」
「ふーん。音遠ちゃんていうんだ。唯音はどこか知ってる?」
「知らない、でも、書き置きを、もらった……」
「書き置き? ちょっと見せてね。えーと」
―次回、第二話「終に行く道」
「そう、終とは、終りのこと……」
「次回で終わるの? 早すぎじゃない!? 私の出番もここまでって、扱いがひどいひどい!」
「さあ、どうなる、でしょう……」




