一筆奏上っ!
〈『続スーパーヒロインズ!』第三章 没次回予告!〉
「シュトルムさんが捕まってしもた中でなんやけど、許嫁の観世さんとはお手紙でどんなお話をしているん?」
「近況報告っ! 多い時は週に三度っ、忙しくしてても、毎月二度は送ってきてるな。晩ごはんのおかずが茶碗蒸しで、銀杏が入ってて欣喜雀躍、って書いてた」
「市議会議員さんやから、市内に住んではるんやけど、メールやなくてお手紙なんが、素敵やね」
「あたしの字が、仕事で毛羽立った精神を撫でてほぐしてくれるんだと」
―次回、第四章「うひ恋ぶみ」
「ゆうひも、ゲラ男に書きゃいいじゃねえかよ。四六時中小説を読んでもらってるんだろ、手紙ぐらい簡単だって」
「ふええ、でけへんよ。小説とお手紙はまた別やの。内容にえらい悩むんやよぉ!」
「こないだの恋愛小説の主人公みたいによ、ラブレター持って好きなやつの腕の中に飛び込んでゆけよっ!」
「うちは、アタックするタイプやないの!」
〈元の次回予告!〉
「有言実行っ! シュトルム、ひろこ、必ず助け出すかんなっ!」
「真淵先生が、うち達の目標を妨げはる……? なんでやの?」
「ゲラ男の考えてるこた、曖昧模糊なんだよ。美辞麗句でゆうひらをたぶらかしやがって。女子の敵だっ」
「気まぐれで先生は誰かを困らしはらへん! 理由を聞きにいかな」
―次回、第四章「うひ恋ぶみ」
「ゆうひ、悪いけどあいつの面を三発ぶん殴るからよ」
「ふええ、あかん、あかんてぇ!」
「いきがった顔が腫れたとこで、休講にならねえだろっ」
「華ちゃん、傷害罪やで!」




