読書愛好倶楽部
〈『続スーパーヒロインズ!』第一章 没次回予告!〉
「そういえば、ビブーリオにとって、一番強く心に残った本は?」
「この世において、最も難しい問いかけです。時期によって『一番』が変わりますので」
「じゃあ、私ぐらいの年だった頃は、どうだったの?」
「語り部の言葉を書き写していた時ですね。とても個性豊かな話をする人がいました」
―次回、第二章 「我と等しき人に」
「いつも予想を裏切る展開でした。早く続きが聞きたくて、日が昇る前から正座して待っておりました」
「題名を教えてよ」
「ないしょです」
「えー、そこは教えるところでしょ」
「教えましたよ『ないしょ』です。漢字を当てますと……」
あなたなら『ないしょ』にどんな漢字を当てはめますか?
〈元の次回予告!〉
「ビブーリオって、アヅサユミみたいに古語で話さないんだね」
「言葉は時が進むとともに移ろいます。今に合わせてゆくことが肝要です」
「訳さなくていいから、楽だね」
「私の寄りましは、近頃の言葉遣いに関心を寄せています。大和さん、『あーね』とは、どういった場合に用いるんですか」
―次回、第二章 「我と等しき人に」
「えー。雑談に相づちを打つ時かな。私もあんまり意識していないというか」
「あーね。今のでよろしいですか」
「うーん、そこじゃないかも」
「単なる『ああ、なるほどね』の略ではないんですね。調査しましょう」
「わ、わあ、いきなり引っぱらないでよう!」




