春といえば 〜日文ティーチャーズ版〜
〈『スーパーヒロインズ! ものぐるほしきことども』第十九段 没次回予告!〉
「先生方にお訊ねしますわ! 春といえば何が思い浮かびますか? 土御門先生!」
「春いうたら、放課後に共同研究室で開くお花見やろ」
「ははは、初々しいお嬢さん達との顔合わせさ。春学期第一回目の講義は、いつもより気合いが入るさね」
「新入生歓迎合宿です。今年も、新入生の皆さんを我が家がお出迎えします」
「時進先生、僭越ですが、心のおきよめデーもお忘れなく。町内と学内を職員と学生が清掃する、空満大学ならではの行事ですから」
「近松先生が女子学生達に校門まで追いかけられる時が、自分の思い浮かべる春である」
「はい!! 春といえば、苺や桜のお菓子が全国に出回り始めます!!」
―第二十段「けふ咲く花の いやしけ吉事」
「今年度も日本文学国語学科は、楽しく文学と言葉を学んでゆきますわよ!」
〈元の次回予告!〉
「あなた達にお題よ! 春といえば? はい、与謝野さん!」
「春トいエバ、Σバーガーの限定デミたまバーガーっス☆」
「私も毎年いただいているわよ。次、はい、夏祭さん!」
「春といやあ、ハイキングだろっ。あたしんトコの山、景色がきれいだぞっ!」
「夏祭山は、吉野山と並んで花がいっぱいだものね。はい、仁科さん!」
「春と、いえば、出会い……です」
「入学式は、担任じゃなくても心ゆかしくなるのよー! お次は、はい、本居さん!」
「春といえば、パステルカラーのお洋服が合う時期ですねぇ」
「このスーツ、おろしたての乳白色なの。春物はつい買い込んでしまうわね」
―第二十段「けふ咲く花の いやしけ吉事」
「最後に大和さん、キレのある答えをちょうだい!」
「え、ええ? 春といえば…………」
『春といえば?』
「I号棟図書室の『春のわっしょい本祭り』。白い本を期間内に五冊から十五冊読むと、
各種特典がもらえます。五冊だと『日本文学課外研究部隊』作の読書案内カードが六種類
の中から一枚手に入るよ」
「さすが隊長、ちゃっかり文学PRの紹介もしてくれたわね! 座布団差しあげちゃう!」
「……まあ、こんな感じで、ゆるく活動しています。毎週、放課後十六時四五分、研究棟
二〇三教室でやっているから、気軽に来てね」




