梓弓抄篇
〈『スーパーヒロインズ!』第十九番歌 次回予告の裏話〉
当シリーズ第一番歌から第二十番歌、番外篇第一段から第二十段を「梓弓抄篇」と私は呼んでおります。弓と文学の神・アヅサユミが関わってくるためです。
ヒロインズが自分達の中に眠っている力に気づき、真のスーパーヒロインになるまでの道を、追っていったつもりです。
普通に暮らしていた学生が「あなたには世界を救える力がある、これから来る災いと戦ってくれ」と言われて、引き受けてくれるでしょうか(私だったら、遠くへ逃げます。責任を負いたくない)。ヒロインズは、なんだかんだと他者のために動けますので、神のお願いを聞き入れました。スーパーヒロインに、なるべくしてなったのがあの五人でありまして、誰でもなれたわけではなかったのです。まず「祓」を使いこなせる心を持っていないとなりません。元は神様の力でしたから、脆い器なら、すぐに砕けます。
当初、ヒロインズは 障りと共にこの世から消えるという結びを考えていました。まゆみだけが五人がいたことを覚えていて、人々は平穏な日常に浸っている……まゆみが「良し!」としなかったのですね。まゆみは「ヒロインズを信じて帰りを待つわ」と私に語りかけてくれたのです。さすがもう一人の主人公。
最後に、先生は、生徒にとって「なんだか不思議で、実はとても強い」存在である方が面白いと思います。
そして物語は、新たな春へ……。
〈元の次回予告〉
もしも、この世に文学が無かったら、私たちは出会わなかったのかもしれない。
今日を、最後にしたくありません。私は、まだこの気持ちを歌に詠めていませんか
ら。
あたし、国語は、特に古典はニガテだっ。けどよ、逃げるつもりはねえんだっ。
いつか、うちの筆が上達したら、書いてみたい物語があります。
萌子、童話ト詩ヲ、もっト読ミタいデス。作者ノ思いニ、ふれテみタイんスよ。
―次回、最終話、第二十番歌「新しき日へ」
さよなら、まゆみ先生。
まゆみさん、お別れです。
今まであんがとなっ、あだたらまゆみ。
安達太良先生、どうか、お元気で。
まゆみセンセ、愛してマスよ☆
『また、会おうね』




