日記いろいろ
〈『スーパーヒロインズ! ものぐるほしきことども』第十三段 没次回予告!〉
「安達太良先生、時進主任が日記をつけているという話は、本当なのだろうか」
「鴇色の手帳ですわね。日文教員の業務日誌がわりに書いていらっしゃるそうですわ」
「後任への引き継ぎにも活用が可能である。やはり主任は尊敬に値する」
―次回、第十四段「少年誠文の祖父」
「他にも日記をつけていらっしゃいますのよ。お気に入りのぬいぐるみとのお茶会を書いた『白うさぎのミルフィーネ日記』、お孫さん達とのおしゃべりを記録された『わが孫日記』、溜まりに溜まったいみじく黒いお気持ちのみを綴られた『黒誠日記』……」
「そこまで多様に書かれていると、趣味の領域をはるかに超えていらっしゃるな」
「後世に語り継がれるかもしれませんわね!」
「主任もまた、文学史に名を刻まれ得る人物なのであるといえよう」
〈元の次回予告!〉
「安達太良先生、時進主任が日記をつけているという話は、本当なのだろうか」
「鴇色の手帳ですわね。日文教員の業務日誌がわりに書いていらっしゃるそうですわ」
「後任への引き継ぎにも活用が可能である。やはり主任は尊敬に値する」
―次回、第十四段「少年誠文の祖父」
「誠文さん? どなたなのかしら」
「『誠』の字が使われているとなれば、主任の親族だろうか」
「なんだか、会えるのがそう遠くはない人のような気がしますわ」
「自分も、運命というものを感じた」
「誠文さん、待っているわねー!」




