真淵妄想劇場
〈『スーパーヒロインズ! ものぐるほしきことども』第九番歌 没次回予告!〉
「真淵先生は昔、小説を書いていらっしゃったのですかぁ?」
「クス、夕陽さんはいつでも面白い質問をなさいますねえ。仮に、僕がそうだとしましたら、どう思われます?」
「先生の心に、そうっと耳をすませたいです。小説は、心のひとかけらやと、以前教えてくださいましたよね」
―次回、第十段 「行間共感考」
「ものの数に入らない僕の言葉を、その広き頭の片隅に残していてくださったのですか」
「先生が仰ったことだけは、全て覚えております。うちは、先生の……」
いつか、その続きに至ってくださったなら、あなたへの真意を申し上げましょう。僕は、あなたの……。
〈元の次回予告!〉
「風の噂で聞きましたが、夕陽さんは、小説をお書きになられているそうですね」
「そうです。でも、趣味で書いているだけですから、そんな上手やないですよぉ」
「クス。興味深いですねえ、一度読ませていただけませんか?」
「ふえええええええええ!!」
―次回、第十段 「庭の七竈」
「ごめんなさい。うちの小説、かなりひどい妄想がつまってて、とても読むにたえないものですから、また後日にぃ……」
「人に見せたくないほど素晴らしいのですか。ますます読みたくなりますねえ……」
「あかん、真淵先生の好奇心に火ぃつけてもうたぁ!」




