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✒ 新たな刺客 2


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── フィールド


 ()オキ()()達にキャンプ地の後片付けを任せて、オレ達は≪ らんえんの都 ≫へ向かって歩いていた。

 捕獲したれいゆうどうマオ()キノ()に引きられていて、つちまみれになっている。

 だけど、そんな事は誰も気にしていない。


罧寧

「 もうぐ≪ らんえんの都 ≫へ着いちゃうんですね 」


厳蒔弓弦

「 そうだな。

  また依頼を受けたら出る事になるが、一旦旅館へ戻るとしよう。

  れいゆうどうを連れ回す訳にも行かないからな 」


マオ

「 《 仕事斡旋所 》に依頼を達成させた報告もしないとね 」


厳蒔弓弦

「 《 仕事斡旋所 》には私が向かおう。

  依頼を受けた私が手続きをした方がいからな 」


マオ

「 じゃあ、オレも行くよ。

  みんなは先に旅館へ戻ってて 」


獅聖幻夢

「 分かりました 」


罧寧

「 うん! 」


玄奘三蔵法師

そらが曇ってましたね。

  今夜は一雨そうです 」


マオ

ほんだね。

  雨って久しりかも── 」


 なんて他愛の無いはなしをして歩いていると、前方に見知らぬ女性が現れた。


見知らぬ女性

「 あらあらあら──。

  情けない事この上無いわね。

  意気よう(よう)と出て行った挙げ句の果てに捕まっているなんて── 」


罧寧

「 貴女は── 」


見知らぬ女性

「 あらあらあら──。

  誰かと思ったらしんねいちゃんじゃないの。

  (てっ)(せん)(こう)(しゅ)うらってなにをしているのかしら?

  こうもりどうのアジトで玩具おもちゃにされていたのではなくて? 」


罧寧

なんの事ですか?

  僕はずっとぎゅう魔王じょうに幽閉されてましたけど! 」


見知らぬ女性

「 あらあらあら──。

  それじゃあ、ワタクシの見たしんねいちゃんは誰だったのかしら?? 」


 しんねいに成りすましていていた〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉を目撃してた?!

 あのアジトのかにたって事かよ?

 あとでセロに教えないとだぞ!


マオ

しんねい、あのの事を知ってるのか? 」


罧寧

「 彼女はこうもりどうあね弟子です。

  彼女はさそりを操るさそりおんなです!! 」


マオ

「 え゛っ?!

  こうもりどうあね弟子?

  じゃあ、この人も()()── 」


獅聖幻夢

「 なんと!

  2人目の()()──どうなのですね!

  マオ殿どの、彼女もつかまえてしまいましょう! 」


マオ

げんさん……嬉しそうだね…。

  妖術でさそりを操るどうなんだ? 」


罧寧

「 えぇと──、禁忌とされているじゃどうへ進んでじゃじゅつを極めたどうです 」


マオ

「 じゃどう?

  じゃじゅつ?? 」


罧寧

「 とても危険なじゅつです 」


マオ

「 ふぅん…… 」


 危険なじゅつを使うならげんさんも負けてないと思う。

 やみじゅじゅついにしえに頑丈に封印されていたじゅじゅつの一種で、一般的に知られているじゅじゅつなんかよりすうじゅうばいも “ ヤバい ” って聞いたし。


 「 じゃじゅつを極めたどう 」なんて聞いちゃったら、げんさんは引き下がったりしないだろうな。


獅聖幻夢

じゅれいと式神を操れないのが口惜しい限りです…… 」


マオ

げんさん…… 」






蠍女道士

「 あらあらあら──。

  るのはげんじょうさんぞうほうではないかしら??

  錫杖を持っているわね。

  もしかして、しんしょう宿やどっている錫杖ではなくて? 」


玄奘三蔵法師

「 貴女も錫杖を狙っているのですか? 」


蠍女道士

「 あらあらあら──。

  勿論よ。

  じょうあん様からめいじられているもの 」


マオ

「 じょうあん??

  誰だよ?? 」


罧寧

こうもりどうの師匠です。

  じんがい仙人の1人だったと思います 」


マオ

こうもりどうさそりおんなの師匠──。

  じゃあ、こうもりおんなてっせんこうしゅとも面識があるかな? 」


罧寧

「 それは──分からないです…… 」


厳蒔弓弦

らえたあとで、セロの作った自白剤を飲ませればいだろう。

  さんぞうと錫杖を狙うならば、手加減をする必要も無いな 」


 づるさんはサラッと物騒な事を言うと愛用のらいの弓を構える。

 る気まん(まん)だね、づるさんっ?!


玄奘三蔵法師

「 私も戦います!

  この錫杖は渡しません! 」


罧寧

「 僕だって戦います! 」


マオ

「 悪いけど、オレ達は≪ らんえんの都 ≫へ帰る途中なんだ。

  邪魔するなら容赦しないよ 」


蠍女道士

「 あらあらあら──。

  血のの多い男性陣だ事。

  ワタクシにやいばを向けると言うのね?

  降り掛かる火のは払わせてもらうわ 」


マオ

「 それはオレ達の台詞だよ! 」


蠍女道士

「 あらあらあら──。

  弱い人間風情がじんがい仙人のワタクシに勝てると思っているのかしら?

  貴方達につかまったれいゆうどうとの格の違いを見せてあげます 」


 さそりおんなはトラック並みにデカいさそりを10体も呼び寄せた。


蠍女道士

「 さぁ、ワタクシの可愛いさそりちゃん達を倒して御覧なさい 」


罧寧

「 気を付けてください!

  さそりおんなが操るおおさそりの毒は強力な酸を含んでいて身体からだを溶かすと言われています!!

  刺されないように気を付けてください!! 」


 そんな訳で、げんじょうさんと錫杖を狙うさそりおんなの道士と一戦をまじえる事になった。











蠍女道士

なかなかねばるじゃないの。

  弓使いだと思って甘く見ていたわ。

  錫杖のちからがワタクシのさそりちゃん達を弱体化させるなんて──、とんだ誤算だわ 」


 げんじょうさんがしんしょうろしをして、フィールドじょうに出ているおおさそりを弱体化してくれる。

 それがさそりおんなには痛い悲鳴だった訳だ。

 かんぱつれずにづるさんがほうりきを込めた矢をって強力な全体攻撃を御見舞いする。


 しんねいも頑張って矢をいっているけど、おおさそりの殻が頑丈なのか跳ね返されている。

 ほうりきを込めた矢での攻撃は普通にとおるみたいだ。

 しんねいには矢にようりょくを込めてれるようになってもらわないと今後は苦労しそうだ。


 げんさんがほうりきを込めた矢が命中したおおさそりは一時的に動きがまる。

 1分(60秒)と言う短い時間で、オレはおおさそりぷたつに斬る。

 セロがオレの為に用意してくれた刀や剣は切れあじいからおおさそりなんか目じゃないんだ。


 づるさんの攻撃で弱ってるし、倒し易いのが助かる。

 さそりおんなつぎ(つぎ)おおさそりが倒されて逝くから愕然としている。


 フィールドじょうに出ていたすべてのおおさそりを倒すとさそりおんなは「 信じられない! 」といったような顔をしている。

 さそりおんなしんねい以外のオレ達の事を “ 人間 ” だと思っている。


マオ

「 ──残念だけどさ、オレ達は人間じゃ無いんだよね。

  悪いけど捕虜になってもらうね 」


 オレはさそりおんなに一撃をらわせる。

 峰打ちだ。

 さそりおんなは地面に両膝を付いて倒れた。


マオ

マオ()キノ()、縛る縄を頼む。

  さるぐつわも忘れずにな 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  マオ様、どうぞですエリ 」


 突然みょ~~んと地面からあらわれたマオ()キノ()かさから縄とさるぐつわを出してくれる。


マオ

マオ()キノ()、離れた場所にた筈なのになんるんだ? 」


マオキノ:本体

「 瞬間移動しましたエリ★ 」


マオ

「 えっ?!

  瞬間移動??

  マジで! 」


マオ

「 冗談ですエリ~~。

  キノコンに瞬間移動は出来ませんエリ。

  胞子を飛ばしておくと胞子を伝って移動が出来ちゃいますエリ 」


マオ

「 そんなの初耳だけど? 」


マオキノ:本体

「 セロ様に改良してもらいましたエリ♥️

  胞子も()()用と()()用と分けて使う事が出来るようになりましたエリ 」


マオ

にだよ……。

  ちゃっかりしてるなぁ~~。

  身体からだに異変は無いのか? 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  すこぶる快調ですエリ。

  今迄以上にマオ様の御役に立つ為に改良して頂きましたエリ 」


マオ

マオ()キノ()……。

  今迄もじゅうぶん過ぎるほど、役に立ってくれてたよ。

  オレの為にがとな(////)」


 マオ()キノ()から受け取った縄でさそりおんなの両手首,両足首,胴体をしっかり縛る。

 さるぐつわも忘れずに口に装着するけど──、女性だからかな?

 なんわいいやらしい。


 さそりおんなを引きってづるさんの待つ場所へ向かう。

 地面は足場が悪くてゴツゴツして歩きにくいけど気にしない。

 さそりおんなが怪我をして痛い思いをしても知ったこっちゃない。


マオ

づるさん,げんさん!

  さそりおんなつかまえたよ! 」


厳蒔弓弦

「 マオ──、くやったな 」


獅聖幻夢

「 マオ殿どの──、さすです!

  斬り込み隊長のマオ殿どのないとつかまえられませんでした 」


マオ

づるさんが体力を削ってくれて、げんさんが動きをめてくれたからだよ 」


獅聖幻夢

「 このどうからもいろ(いろ)と聞き出したいですね 」


マオキノ:本体

「 それなら此方こちらを使ってくださいませエリ 」


マオ

「 また自白剤か? 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  此方こちらは自白剤ゴールドプレスEZイージーファイブですエリ 」


マオ

「 さっきの自白剤と名前が違うけど? 」


マオキノ:本体

此方こちらの自白剤には、キノコンじるの原液がブチ込まれてますエリ。

  めちゃんこヤバい自白剤ですエリ 」


マオ

「 濃縮じゃなくて原液だって?!

  キノコンじるの原液って生き物には有害な毒になるんだよな?

  そんな危険物がはいった自白剤なんて大丈夫なのかよ? 」


マオキノ:本体

「 自白剤を使う相手は仙人ですエリ。

  死にはしませんエリ。

  使ってOKオッケーですエリ。

  1滴残らず使ってくださいませエリ 」


獅聖幻夢

がとう御座います、マオ()キノ()殿どの

  此方こちらも惜しみ無く使わせて頂きますね 」


 げんさんは嬉しそうにマオ()キノ()からヤバ過ぎる自白剤を受け取った。

 なんて言うか──、れいゆうどうさそりおんなどうも御愁傷様だな。


 だけど、これで不明な事が分かるかも知れないんだよな。

 大きな1歩を踏み出せそうだ!

◎ 1月18日(木)の午前2時頃ですが、54名の読者さんがパソコンで作品を読んでくださっていました。

  2:00 ~ 2:59の間に何が有ったのでしょうか??

  寝ていたので分かりませんけど、“ 黒歴史の産物 ” を読みに来てくださって有り難う御座います。

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