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⭕ 罧寧の初依頼 6


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── フィールド


 げんさんと組んでもぐりをしていたしんねいも無事に目標すうもぐを狩り終える事が出来たみたいだ。

 安堵しているのが離れていても分かる。


マオ

まっている獲物に矢を命中させる腕はだいぶん上がったみたいだね 」


厳蒔弓弦

もと(もと)素質は有ったからな。

  あとは動くマトに命中させれるように──なんだ? 」


玄奘三蔵法師

「 ──づる殿どの,マオ殿どの彼処あそこに猿の群れが!! 」


マオ

「 猿ぅ?

  そんくうの友達かな? 」


厳蒔弓弦

いくらなんでも猿が友達という事はないと思うが? 」


罧寧

「 ──みなさん、あの猿には気を付けて!!

  人を襲って食べる肉食の猿──キワワウです!! 」


獅聖幻夢

「 随分とかずが多いですね 」


マオ

にか囲まれてれる?? 」


厳蒔弓弦

「 倒すしかないな。

  解体すれば “ ガッポリ ” 出来そうか? 」


マオ

づるさん…… 」


マオキノ:本体

「 死体の回収は御任せくださいませエリ 」


獅聖幻夢

「 それは助かりますね。

  私達は張り切って狩からせて頂くとしましょうか、マオ殿どの


マオ

「 えぇっ!?

  オレに聞くの? 」


玄奘三蔵法師

「 マオ殿どのが私達の主人あるじですし。

  音頭をお願いします 」


マオ

づるさぁん~~~~!! 」


厳蒔弓弦

たまには指揮を取ってみるのもいのではないか?

  マオならむずかしい事はないだろう 」


マオ

「 ~~~~~~分かったよ!

  マオ()キノ()、念の為に分身たいを1体ずつみんなのサポートに付けてくれ。

  残りの()オキ()()達はミニマム化して、キワワウのかずの把握をして、みんなに伝達してほしい。

  からるのかも突き止めてほしい 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  分身たいへ伝達しますエリ 」


マオ

げんじょうさんはしんしょうろしでキワワウの弱体化に専念してほしい。

  げんじょうさんに向かってくキワワウはオレが倒すよ 」


玄奘三蔵法師

「 分かりました。

  お願いします 」


マオ

げんさんはしんねいと組んで、キワワウとは一定の距離をたもちながら1体ずつ確実に倒してほしい 」


獅聖幻夢

「 はい。

  任せてください 」


罧寧

「 うん、頑張ってトドメを刺すよ! 」


マオ

づるさんは広範囲攻撃でキワワウのかずを出来るだけ減らしてほしい 」


厳蒔弓弦

いだろう 」


マオ

「 じゃあ、3手に分かれてキワワウを退治しよう! 」


 取り敢えず思い付いた指示は出したけど、みんなにとっての的確で最善の指示なのかは分からない。

 あとみんな、キワワウに対して臨機応変に戦ってくれる事を祈るしかない。

 全面的には丸投──お任せだ。


 本体であるマオキノは分身たい達の司令塔だ。

 マオ()キノ()にはオレのサポートに付いてもらう事にした。

 づるさん,げんさん,げんじょうさん,しんねいには、1体ずつ()オキ()()が付いてくれてるから、仮に予期せぬ緊急事態が起きたとしても大丈夫だ。

 安心して戦闘に集中が出来る。


 先ずはげんじょうさんがしんしょうろしをして敵対するキワワウを広範囲で弱体化してくれる。

 弱体化したキワワウと弱体化していないキワワウの区別が付くようになったのは、げんじょうさんが眷属になったからなのか、錫杖がパワーアップしたからなのかは分からないけど、助かる能力ちからだ。


 げんじょうさんにはつぎ(つぎ)と出現するキワワウの弱体化に専念してもらう為にオレは弱体化したキワワウの喉を狙って刺しころす。

 血を流して地面に倒れてピクピクしているキワワウをキュッと絞めて回収してくれるのは広範囲でフィールドに散っているミニマム姿の()オキ()()達だ。


 ()オキ()()達のなかには、どさくさにまぎれてストローを頭に刺して脳ミソをチューチューしてるから困ったもんだ。

 摘まみいしないだけマシかな。

 こっそり脳ミソをチューチュー吸うぐらいは大目に見てやろうと思う。

 オレって優しい!!


 づるさんはほうりきを込めた矢をって、弱体化された多くのキワワウを広範囲で倒してくれている。

 弱体化してないキワワウですら一撃で倒せてしまう威力を持つづるさんのきゅうれもヤバ過ぎる。

 超絶頼りになるぅ~~。

 ミニマム()オキ()()達も回収するのにおおいそがしみたいだ。


 召喚したじゅれい,特級じゅれいを操る事が出来なくて、強力な式神の召喚も出来ないげんさんだけど、弓道の腕はづるさん以上で、づるさんの命中率と殺傷力をうわまわほどだったりする。

 おっかない腕前を持っているけど、単体攻撃しか出来ないのが残念かな。


 今はしんねいにトドメを刺させる為にほうりきを込めた矢をキワワウにっている。

 ほうりきを込めた矢が刺さってもキワワウにダメージを与える事は出来ないけど、1分(60秒)だけ動きを完全にめる事が出来る。

 1分(60秒)って短い時間だと思うけど、使い慣れたら結構便利なわざだと思う。


 しんねいげんさんが動きをめたキワワウにけて正確に矢をっている。

 弱体化されている事もあって、しんねいの一撃でキワワウを倒す事が出来ている。

 とき(どき)はずす事もあるみたいだけど、失敗は確実に減ってている。


 みんなで手分けをしてキワワウを倒しているけど、一向にかずは減らない。

 「 1匹のジロ(ゴキブリ)を見たら100匹は潜んでると思え! 」って言葉が有るけど、まさに体現しているかのようだ。


マオ

「 キワワウってから現れるんだよ? 」


玄奘三蔵法師

「 これではキリが無いですね…… 」


マオキノ:本体

「 ウハウハですエリ 」


マオ

「 素材として売れればな?

  マオ()キノ()、分身たいからキワワウに関する情報は無いのか? 」


マオキノ:本体

だ有りませんエリ~~ 」


マオ

「 摘まみいに夢中になって忘れてたりしないよな?? 」


マオキノ:本体

「 ………………………… 」


マオ

マオ()キノ()ぉ~~?? 」


マオキノ:本体

「 ──マオ様、キワワウの巣を発見したと伝達がはいりましたエリ 」


 マオ()キノ()はキリッとした顔で教えてくれる。


マオ

「 摘まみいするのに忙しかったんだな? 」


マオキノ:本体

「 ち……違いますエリ!

  摘まみいなんてしてませんエリ! 」


マオ

「 ……………… 」


マオキノ:本体

「 ……………… 」


マオ

「 ……………… 」


マオキノ:本体

「 ……………… 」


マオ

「 ……………… 」


マオキノ:本体

「 ……………… 」


マオ

「 ……………………マオ()キノ()ぉ~~ 」


マオキノ:本体

「 エリぃ~~~~。

  御免なさいエリ……。

  巣のなかたキワワウは分身たいが全部べちゃいましたエリぃ~~ 」


マオ

「 じゃあ、キワワウはいま出てるので全部って事なんだな? 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  るキワワウで最後ですエリ! 」


 マオ()キノ()がビシッと敬礼して教えてくれる。

 まぁね、分かってたよ?

 あんなに大量のキワワウがるんだから、キノコンが摘まみいしない筈が無いってな!


マオ

「 泣くなよ、マオキノ。

  キノコンが隠れて摘まみいするなんて昔から知ってるし、キワワウの頭にストロー刺してる分身たい達がたけどオレはなにも言わなかったろ?

  別に怒ってないし、気にしてもないよ。

  分身たい達がべたキワワウはセロに頼んで〈 (原質)(みなもと) 〉で構成してもらえばいんだからさ 」


マオキノ:本体

「 マオ様ぁ~~!!

  がとう御座いますエリぃ~~~~!! 」


マオ

「 キワワウって人間を襲ってべるんだよな?

  巣にはカネの物とか無かったか? 」


マオキノ:本体

「 マオ様、ちゃっかりしてますエリ~~。

  巣のなかすみ(ずみ)まで探しましたエリ。

  カネの物は既に回収みですエリ。

  四方八方につうじる穴は潰してますエリ 」


マオ

さすだな!

  残りのキワワウを全滅させたら一旦、キャンプ地に集まろう 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  分身たいに伝えますエリ 」


 オレは残りのキワワウの首元を狙い刺しころす。


マオ

「 ふぅ…………。

  ウォーミングアップにはなったかな。

  げんじょうさん、先にキャンプ地に戻って休んでて 」 


玄奘三蔵法師

「 マオ殿どのはキャンプ地へ戻らないのですか? 」


マオ

「 オレはしんねいを手伝ってるよ。

  ()オキ()()達が見張ってるキャンプ地は安全地帯だから、ゆっくり身体からだを休めといて 」


玄奘三蔵法師

「 私ばかり申し訳ないです…… 」


マオキノ:本体

さんぞう

  マオ様の命令に逆らう気エリ?! 」


マオ

「 命令してないだろ。

  げんじょうさんを困らせるなってば 」


マオキノ:本体

「 テヘペロりんりん丸ですエリ♥️ 」


マオ

「 可愛いから許すぅ~~(////)

  マオ()キノ()はオレとるんだからな 」


マオキノ:本体

「 はいですエリ。

  おとも致しますエリ。

  ──さんぞうを安全にキャンプ地まで誘導するエリ 」


マオキノ:分身体

「 任せるエリ 」


 御互いに向き合い敬礼を交わしたマオ()キノ()()オキ()()はガシッと握手をして分かれた。


マオ

「 マ……マオ()キノ()ぉ~~、キノコンにも握手する指が有ったんだな? 」


マオキノ:本体

「 必要なときには指を出せますエリ。

  普段は使う必要が無いので指は無いですエリ 」


マオ

「 そ、そうなんだな…… 」


 う~~ん…………。

 人間みたいに指をやしたキノコンか。

 わるぅ~~~~。

 今後も想像しないでおこうっと!






マオ

げんさん,しんねい

  手伝いにたよ! 」


獅聖幻夢

「 マオ殿どの、助かります 」


罧寧

「 マオさん! 」


マオ

「 弱体化されてないキワワウはオレが倒すよ! 」


罧寧

「 うん(////)

  がとう! 」


 オレは剣を鞘から抜くと弱体化してないキワワウに狙いをさだめた。






獅聖幻夢

「 ──終わりましたね。

  しんねい殿どの、諦めずに最後まで頑張れましたね。

  偉いですよ 」 


罧寧

げんさん(////)

  げんさんがキワワウの動きをめてくれたからです(////)」


マオ

しんねい、お疲れ!

  く頑張ったじゃん 」


罧寧

「 マオさん! 」


マオ

()オキ()()しんねいをキャンプ地に誘導してくれ。

  しっかねぎらって休ませてくれ 」


マオキノ:分身体

「 はいですエリ 」


罧寧

「 マオさんとげんさんはキャンプ地に戻らないんですか? 」


マオ

づるさんと合流してから戻るよ。

  キャンプ地は()オキ()()達が見張ってるから安心して休めるよ 」


罧寧

「 うん 」


 ()オキ()()しんねいをキャンプ地へ誘導するのをげんさんと見送る。


獅聖幻夢

「 マオ殿どのづる殿どのの元へ行きましょう 」


マオ

「 うん。

  複数攻撃や全体攻撃の出来るづるさんがてくれて助かったよ。

  単体攻撃しか出来ないオレ達だけじゃ、こんなに早く終わらせれなかったよ 」


獅聖幻夢

づる殿どのない場合は、マオキノ殿どの達にキワワウ達をべてもらえばなんとかなるのではないですか 」


マオ

「 地獄絵図だよ、げんさん。

  げんじょうさんとしんねいには刺激が強過ぎるよ。

  キノコンが獲物を捕食するシーンなんて見たら毎晩悪夢にうなされるよ 」


獅聖幻夢

「 それは大変ですね 」


マオ

「 ──づるさん! 」


獅聖幻夢

づる殿どの


厳蒔弓弦

「 マオ,げん──。

  無事だったか 」


 オレはづるさんに手を振りながら歩く。

 づるさんはキワワウにちかかなくても攻撃する事が出来るから無傷だ。

 弓使いのげんさんも無傷だけどな!


厳蒔弓弦

「 マオ──、随分とよごれているな 」


マオ

「 返り血とか浴びたからね。

  それに彼奴アイツちかくといしりのどろだんを投げてくるんだ。

  とんでもないヤツだよ 」


厳蒔弓弦

「 そうか。

  それは大変だったな。

  怪我はしてないか? 」


マオ

「 平気だよ。

  怪我したってぐに治るから 」


獅聖幻夢

「 私達もキャンプ地へ戻りましょう 」


厳蒔弓弦

「 そうだな 」


 づるさん,げんさんと一緒にキャンプ地へ向かって歩き出す。

 3人でしんねいはなしをして歩いていると、誰かの笑いごえが聞こえてた。


マオ

「 誰だ?! 」


マオキノ:本体

「 マオ様、2時の方向に人影が見えますエリ! 」


マオ

「 人影だって? 」


 こんは場所で高笑いするなんて、頭のイカれた奴かも知れないぞ?

 関わりたく無いかもだ。

◎ キワワウと言う猿ですが、「 うたわれるもの ~ 散りゆく子らへの子守唄 ~ 」に登場するキママウと言う猿をモデルにしています。

  凡人以下の才能無しには、0からモンスターを生み出すなんて出来ないので、参考にしました。

  因みに作中のキワワウですが、糞は投げません。

  投げていたら、面白い展開になっていたかも知れません。

  好きなキャラが糞まみれになるのは嫌だったので断念しました。

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