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第九十三話 スキル

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 俺があいつを倒すんだ!


「『獣化』!」


 俺が発動したのは【獣化】だ。武器が持てなくなるというスキルの仕様上、今まであまり使うことのなかったスキルだが、今のような武器を使うことが不利となる状況下においては最良といってもいいレベルのスキルへと変貌する。俺は武器によって大幅にステータスを上昇させてきたわけだが、それを少しでも補うことができるだろう。


「『結界』!」


 足場を作ってどんどんどんどんスライムロードとの距離を詰める。その間も後方からは魔法が次々と

飛んできていた。


「『ウィンドカッター』!」


 俺も魔法を使って牽制する。もうスライムロードは目の前だ。


「食らえ!オラァ!」


 体術なんて習ったことはないし、スキルも持ってないため完全にセンスだけで戦っている。俺の周りには数は少ないが打撃武器を携えたプレイヤーが攻撃を仕掛けていた。


「『ストームシールド』!『結界』!」


 俺は身を守る盾を展開して速攻でウィンドウを開く。そして余っているスキルポイントを使用して【体術】スキルを取得し、残ったポイント全てを使ってレベルを上げる。今の【体術】スキルのレベルは12だ。アーツもすでにいくつか覚えた。さらに【魔力操作】を用いて体に魔力を纏わせてみる。出来るかはわからなかったが、やってみてもいいのではないかと思ったのだ。すると、新しいスキルを取得する

 そのスキルの名は【魔拳】。【魔剣】や【魔刀】などと同じようなスキルだ。早速そのスキルを発動して、周囲に展開していたスキルを解く。


「『魔拳』雷拳!」


 俺が纏わせたのは【雷電魔法】。バチバチと拳に(いかずち)を走らせながらどしっと構えた。そして踏み込んで一気に接近する。


「『飛拳』ッ!」


 雷を纏った空気の弾丸がスライムロードを襲った。傍から見るとただ俺は空を殴っただけだが、スライムロードが変形した。これが【体術】スキルの最初のアーツ、飛拳だ。そこからさらに次の技へと繋げる。


「『雷月蹴脚(ライトニング・ムーンサルト)』ッ!」


 これは派生技にはなっているが、元のアーツは月蹴脚(ムーンサルト)だ。体を回転させて敵へと蹴りを加える。これが俺がスライムロードとの戦い方、新しい戦法だ!


「キュウウウウウ!!!!」


 大きくスライムロードが叫んだ。それによって起こったことに俺たちは驚く。俺たちが与えた傷でさえも再生を始めたのだ。【再生】スキルは部位欠損などを治すものでHPを回復させるものではないはずだ。まさか……鑑定!


――――――――――――――――――――


名前:スライムロード レベル:45

HP:3000 MP:2000

力:500 防御力:2500 素早さ:500

魔法力:1000 魔法防御力:3000 器用さ:500

スキル:【吸収】【完全再生】


――――――――――――――――――――


 っち!スキルが進化してやがる!魔物にスキルの進化みたいな覚醒要素はないって頭のどこかで切り捨ててた!しかも俺のミスによりスライムロードは2体に分かれてる……まずいか?


「お、おい!再生がどんどん遅くなってるぞ!」


 なに?

 聞こえた声が気になり、スライムロードへと視線を向ける。すると、HPの回復をしている間は部位欠損の再生が非常に遅れていることが分かった。2体に分かれているのはプラナリアのような特性が【再生】スキルで再現されたものだとするならば、この間なら倒せる!?


「総員!全員で総攻撃だ!後先考えるな!すべての力をありったけぶつけろ!」


 全員にそう告げた。こっからがラストスパートってことか!いっくぜぇ!!!!

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