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第八十三話 フルール

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 久々のログインだ。学校の宿題やらなんやらでログインする時間が取れなかったというのが主な理由だ。まあそんなことはどうでもいいのだ。ここはゲームの中、現実のことなんて今は一旦忘れよう!ということで三層から攻略を再開する。ワープ!


 三層はやはりというべきか、海中ステージだった。動きが地上とは違って鈍る。だが、これも二回目ならどうということはない。俺はスイスイスイ―と泳いで扉を見つける。ここは初の水中ステージだからということで運営からの配慮なのか、障害物などが少なく、いつものような迷路にもなっていないため、四層の扉まで一直線だった。現れた魔物はクラーケンが二匹。体力の多い魔物ではあったがいかんせん動きが遅かったため、触手を切り落として連続でアーツを叩きこんだ。


 そして四層。ここには確か巨大なカエルがいたはずだ。一匹一匹も強かったが、数が多いため苦戦を強いられた。だが、それはパーティでの話。俺一人ならばここが一番簡単だ。【隠密】で走り抜ければいいのだから。今まで【隠密】を温存していたのはMP消費が大きいのと感知方法が視覚だけでない魔物がいるからだ。先ほどのクラーケン、実はソナーのようなものを使って探知しているらしい。目を潰してもこちらを正確に捉えてきたからだ。だがここにはそんな魔物はいない、らしい。それにここは開けているしな。だから俺は戦闘を回避しボス戦へ突入することにした。


 だいぶサクサク進んできたつもりだがここからは長期戦が予想される。ヴェルーナと同等の強さの魔物がいるはずだからな。そして俺は五層へと続く扉を開く。その先に待っていたのは黒いオーラを纏う人魚であった。


――――――――――――――――――――


名前:マーメイド レベル:60

HP:5000 MP:4000

力:500 防御力:1500 素早さ:760

魔法力:2000 魔法防御力:3000 器用さ:500

スキル:【浮遊】【海の鱗】【海流魔法】【暗黒魔法】【闇のオーラ】【歌唱】【人化】【槍召喚】【魔槍】


――――――――――――――――――――


 これが敵のステータス。魔法に関してはヴェルーナ以上だ。だが近接はヴェルーナよりも弱いと見た。そして気にしなければならないのは【海の鱗】と【闇のオーラ】、【歌唱】、【人化】だ。【海の鱗】は【炎の衣】と同じと考えてよいだろう。【闇のオーラ】というのが気になる。が、特にわかることはなかった。【歌唱】は歌でバフを掛けるスキル、【人化】はいつものやつだ。これらの点に気を付けて攻略開始だ。


「『身体強化』『覚醒(ゾーン)』『魔刀』雷魔刀・斬。最初っから全力で削り切る。」


「『納刀・光閃』『抜刀・画竜点睛』」


 少し上めを狙って高速で移動、そこから画竜点睛で攻撃だ。そのあとも追撃を加える。人魚というくらいだから下半身は魚のようであるのだが、その部分と人間の部分では攻撃の通りが違った。これが、【海の鱗】。物理攻撃に対する耐性か。きっついな。もちろんそれを分かってる相手は物理攻撃は魚の面で受けようとする。だが、それを解消する手段が俺にはある。


「『抜刀・夜叉月影』『空間切断』!」


 武器アーツの【空間切断】だ。効果は斬撃のワープ。これなら攻撃が少しは通りやすくなるが所詮それまで。CTもある以上、常にこれでの攻撃はできない。それに相手はいまだ魔法を使ってこない。当たったら一発で致命傷になる。なんとしてでも避ける必要がある。


《『ウォーターリング』『バブルウォーター』『アクアベール』『ダークネスブレイク』》


 立ち止まった俺に容赦のない連撃。さらに攻撃の間は無防備になりやすいという点を完全に把握してやがる。防御系魔法を使ってきた。なかなか頭がいい。苦戦するかもな。


「『結界』『サンダーピラー』『フレアバースト』」


 結界にて守る、サンダーピラーやフレアバーストなどの範囲攻撃魔法による撃ち落としによって事なきを得る。今度はこちらが攻勢に転じる番だ。


「『刀剣解放』『抜刀・雷龍一閃』『抜刀・百花繚乱』『抜刀・昇り竜』」


「『抜刀・夢幻斬』『抜刀・雷王閃』『魔の太刀』『抜刀・画竜点睛』『抜刀・居合』『抜刀・結』!」


 俺のアーツコンボが炸裂する。全てが全てクリーンヒットしたわけではないが、HPを半分以下にするには十分な攻撃だった。


《あなた一人で私をここまで追い詰めるとは。関心しますね。『人化』》


《『槍召喚』『魔槍』》


《では自己紹介と行きましょう。私の名前はフルール。嫉妬の魔王の眷属にしてこのダンジョンの主!そこの名も知らぬ魔族よ!私を倒してみなさい!》


「俺はシェード、強欲の国の一魔族だ。お前をここで倒す!」


 そして第二ラウンドが始まった。


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