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第七十九話 仲間の声

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 俺は陣形統率(リーダーシップ)に含まれる能力の一つ、念話を使用する。これはレイドで使ったように、パーティ外のプレイヤーにも効果がある。つまり、まだ所属国変更をされていない今なら使えるはずだ!普通に喋りかけてもダメだけど、脳内に直接なら……!


《シェード!お前、戻ってこい!こんなとこで負けるようなやつじゃないだろ!お前は!》


《うるさい!お前に俺の何がわかるっていうんだ!―俺は……もうお前らに合わせる顔がないよ……》


 ブチッ。くっ!念話を切られた!も一回試してみるが反応はなく、ザー、ザーとなるだけだ。……待て待て、確かつながらない相手には電源切ったときの電話みたいにまず繋がること自体起きないはずだよな?まさか、妨害を受けてるのか?通信系の妨害をするスキルなんて……魔王なら考えられるのか?妨害しなきゃいけないってことはシェード自身は拒否ってないってことだ。どうにか妨害を潜り抜けられればいいんだが……


「『ハリケーン』」


 またか!そう何度も食らうわけにゃいかねーんだよ!


「『スピードアップ』」


 素早さを上昇させる。そして、この技のあとは隙が出来る!


「『ソードムーブ』!!」


 キンッ!と剣と刀がぶつかったような音が鳴る。シェードの刀によって俺の剣は止められていた。【刀剣士】がないから刀の使用に補正はないはずだが……これが戦闘センスってやつか!


「『剣の舞』!」


 俺はその鍔迫り合い状態からアーツを使う。刀一本しか使ってない状態、つまり、防御の手段をなくす!


「『魔王流・断罪』」

 

 やっぱり使ってきた。しかしこれでシェードに防御手段はない!


「これで終わり!『聖なる矢』!!」


 アーヤの強力な一撃が繰り出された。当たれば死ぬぐらいのHP、防御手段はない、俺たちの勝ちだ!


「ふぅー」


 シェードは息を整えた。そしてそこから矢が放たれた位置を認識し、矢の大きさを確認し、刀を放して矢を避けた。と思えば放したあとの刀を掴んで俺に攻撃を加えてきた。圧倒的な身体能力、それがシェードがシェードたる所以なのだと認識した。


「やっぱり、洗脳を解かないと勝ち目は薄いか。」


 ゼロ距離まで接近した状態で俺は念話を使った。すると、少し雑音は入ってくるものの、十分に会話が可能だった。先ほどの超機動で少し妨害が緩んだのかも。……いや、そんなことを気にしている時間的余裕はない。早く、あいつと話を!


♢♢♢♢♢♢


 シェードはさっきなぜ怒っていたんだ?それに、合わせる顔がないとも言っていた。俺が話しかけられる回数は一回こっきりだろう。話す内容は慎重に、だ。

 考えられることとして、魔王による影響。精神に異常をきたしている、ということだ。洗脳の条件を完全に把握しているわけではないが、たしか相手の心が壊れたら、だったか。魔物には感情がないから洗脳出来るんだと。いや、すまない。洗脳ではなく魅了だったな。話を戻して、つまり、シェードは心が壊れた、壊れるような何かがあったということになってくる。それがなにか分かれば……


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