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第七十七話 勧誘 ※グロ注意かも

PV7万、ユニーク1万2千ありがとうございます!設定集に追加してほしいもの募集してます!

「は?」


 今、なんていった?こいつは。


「いや、ね?あなたは今、ベルを殺した。そして私はその穴を埋めなきゃならないでしょう?そのための適切な人材が目の前にいる。しかも、その魔族は私の魅了に耐えたのよ?そりゃあ、欲しくなるわよね?」


 ぐっ!ああああああ!!脳がっ、侵食されていく……!これは……魅了?さっきよりも数倍強い……!このままじゃ……やられる……!


 パタッ………………


 ………………


 …………


 ……


♢♢♢♢♢♢


 うふふふ、まさかこんなところでいい魔族を確保できるとは思わなかったわぁ。ベルが殺されるなんて思わなかったけれど、元々こちらに引き入れるつもりでいたし、そのあとはベルかバルデのどちらかと変えるつもりだったから構わないけどね。けど、最後まで抵抗されたのは少し気になるわね。アレは私の最高威力よ?そんなものをギリギリまで耐えられるなんてなにか仕掛けでもあるのかしら。アレは魔王ですら魅了してしまう技なのに。

 私は色欲の魔王、権能は誘惑。目を見た相手を《魅了》状態にすることが出来る。その一部を来訪者に分け与えてる感じね。目を見た相手の精神状態によってかかり方は変わってくる。だから、私の技の中には精神を揺さぶる系が多いの。そのおかげで魔王の中だと最弱だけど。そして今やったのは記憶……の中でももっとも辛く、思い出したくないものを思い出させるもの。これが一番相手の心を揺さぶることが出来る。これは、魔王に唯一通じる技、無限の可能性を秘めてるの。まあ、もう聞こえてはないし、いいか。


♢♢♢♢♢♢


 う……俺は、何を?ここは……どこだ?

 俺が目を覚ましたのは辺り一帯が真っ白な空間だった。俺は先ほどまで魔王城にいたはず……どうなった?俺は、負けたのか?

 いきなり、目の前が光りだす。そしてそこには、俺の、過去が映し出されていた。


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」


 とても息が荒い。これは7歳ぐらいの俺だ。


「おいてめぇ影人!なんで俺の邪魔をしたんだぁあ!げほっ!がはっ!くそ、お前も死ねぇ!」


 幼いころの俺の目の前にいるのは、俺の父だ。

 

 ―お腹に包丁が刺さったままの。


 俺の父親は、所謂詐欺師だった。母親とは騙した内の一人だったようで、母との間に俺が出来てしまったから結婚したらしい。父は、母と俺が3歳のころに絶縁しており、母が面倒を見れないということで父が俺の親権を持つこととなった。そこからも父は、詐欺を続け、そして俺が小学校に上がった頃から、俺も詐欺に使うようになっていった。子供を連れていれば騙しやすいかららしい。そして、俺は何も知らず利用されているだけだったが、近所の人の話を聞いた。


「影人くんのお家のお父さん、詐欺をしてるって噂よ。」


「え!そうなの!?警察は?」


「噂レベルでしかないから動かないんだって。怖いわねぇ。」


 俺は驚いた。今まで会っていた人たちは父が詐欺、というものをしようとした相手なのだと知って。詐欺が何かはわからなかったが、警察という言葉が聞こえてとても怖くなった。そして俺はその日からの詐欺についていくのを拒むようになった。しかし、父も怒る。そしてこの事件が起きた日、父は俺の髪を引っ張って連れて行こうとする。そのときの俺は、そんな危ないことは止めたい、止めさせたいという一心だった。そして、そのとき、俺の思考はクリアになった。洗ったばかりで近くにあった包丁を取り、父に向かって刺したのだ。ポタポタと滴る血の温かみ、初めて人を刺すという感覚、そして、やってやったという達成感に包まれていた。


「おらぁぁああ!!!死ねぇぇぇ!!!」


 俺へと包丁が振りかぶられたとき、バン!と扉が開いた。


「警察だ!その武器を捨てろ!繰り返す!警察だ!武器を捨てろ!」


 俺は安堵した。これで助かるのかと。後から聞いた話だが、あまりにも通報が多いため、見張りをしていたところ、父の叫び声が聞こえたので突撃しに来たというわけらしい。しかし、死にかけの父はそんなもの関係なかった。俺を人質にしたのだ。


「うるせぇ!お前らがどっか行きやがれ!」


 パンッ!発砲の音だ。


「お前ら、こいつはもう死にかけだ。今ので肩を動かすことはできないはずだ。取り押さえろ!」


 そして、俺は解放され、包丁を刺した件は当たって飛んできたんだろうという結論になり、俺は児童相談所へと預けられた。そこから、俺は母方の祖父母の家に引き取られ、高校生活を送っているわけだ。


「がっ、うっ、ああああああああああああああ!!!!!!!!」


 これは、俺の脳が意識的に封じ込めていた記憶の一つだ。これは、今の俺の精神を破壊するのには十分だった。


「あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 人を殺す。それが、このゲームによって再現されたことと、魔王の技によってこの記憶は初めて蘇ったのだ。しかし、精神が壊れたということは魅了されたということを意味する。そして、現実では魔王による企みが行われようとしていた。


♢♢♢♢♢♢


「よし、じゃあ所属国の変更を行いましょうか。所属国の変更、やったことなんて当の昔だから忘れちゃったわ。えーと、本人がそれを希望する旨の申請をし、それを国とトップ、つまり魔王である私が許可をするのね。あなた、色欲の国への所属を申請しますといいなさい。」


「……色欲の国への所属をs「待て!俺たちが相手になってやる!」

ノリと勢いで書いたシェードの過去。もともとこんな予定はありませんでしたが、アスモデウスの能力に合わせ、過去が出来てきました。なかなかこんなケースは珍しいんじゃないでしょうか。気に入っていただけたらブックマークと評価、感想お願いします!ついでにTwitterのフォローもお願いします!#GWOで検索かけてみてね♡

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