第七十三話 戦争の始まり
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俺たちの準備がままならない今、突如として敵が攻めてきた。まだ避難も完了してないし、復興も始まったばっかりだからここを戦場にするわけにはいかない。
「俺が出て食い止める!援護頼んだ!『身体強化』!『覚醒』!」
俺は自己バフを発動し、前線へと向かう。
「なんだお前らは!その魔物はなんだ!どこから来た!」
警戒を強めつつ言い放った。しかし、返答は返ってこない。くそっ、情報は得られないか。なら殲滅するまでだ!
「まずはこれでも食らってろ。『抜刀・居合』!」
広範囲に及ぶ一閃。食らったのは3万ほど、倒せたのは1万にも満たないだろう。後ろにはプレイヤーもいるようで、プレイヤーと最前線のやつでは、動きの統率の取れ方が違う。ここはプレイヤーから狙うべきか……?
「出し惜しみなんてしてられねぇ。行くぞ!『抜刀・黒龍一閃』!『フレアボム』!『ブリザードミサイル』!『アイシングフィールド』!『結界』『抜刀・夢幻斬』!」
権能は誰がどんなスキル使うかわからないから二つ目はナシ、三つ目は一日は使えない制限かかってるからナシ。つまり権能なしでの戦いになる。権能ナシの1対10万かよ……無理ゲー?いや、やるしかねぇんだ。
「『聖なる矢』!『アローレイン』!まだまだよ!頑張って!」
「すまねぇ!俺もある程度避難終わったらすぐ向かう!『結界作成』!」
「『ホーリーレイ』!私たちは後ろから援護します!援軍を呼んでますので耐えてください!『ハイ・ヒール』!『スリープ』!『ダークエンチャント』!」
みんなは俺の援護に回ったりNPCの助けに回った。耐えるだけならば俺一人でも十分可能だし、1対10万ともなると人数が多すぎて逆に最初はこちらが有利になる。その間にできるだけ数を減らす!
「『ハリケーン』!『魔刀』炎地魔刀・斬!『抜刀・地爆閃』!『抜刀・昇り炎竜』!『抜刀・画竜点睛』!俺って範囲攻撃少ないのなっと!『納刀・反撃の構え』!『解放』!これでどのくらい減った……?うわっと!そうだよな、そっちにも前衛後衛はあるよなぁ!まだまだこれからだぜぇ!」
「『抜刀・黒龍一閃』!『刀剣解放』!ぐっ!うおぉぉ!『抜刀・陽光羅刹』!『抜刀・居合』!『抜刀・冥突』!『抜刀・夢幻斬』!『抜刀・地爆閃』!『抜刀・百花繚乱』!『抜刀・結』!はぁ、はぁ。これ以上の刀剣解放は無理がある。まだまだ人数はたっぷりいるんだ。動けなくなるわけにはいかねぇ。『サンダーピラー』!『バレットレイン』!『魔の太刀』!『空間切断』!」
久しぶりに刀剣解放を使う。未知の強敵との戦いでは使うのを避ける代物だ。どのくらい効くかわからないからな。けど、こういった対多の場合だと一人一人にかける時間は少なくしたいから刀の扱いが向上する刀剣解放は有用となる。そして、これによって魔物は全滅、あとは2万ほどとなった。そして、ここからはユニークスキル持ち、連携攻撃に注意を配る必要が出始める。
「俺が前に出よう。この技を食らうがいい!『蒼炎』!」
青い炎が現れる。見た感じユニークスキル使いだろう。普通の炎より火力が高いと考えるのが妥当か?使われ方にもよるが当たらないようにするべきなのは一目瞭然だな。
「『天下無双』!俺の仲間の仇、必ず討ち取ってやる!いざ、尋常に!」
こっちもかよ!立て続けにユニークスキル持ちが出てくるなら少しマズイかもしれんな。まあ、負けるつもりも通すつもりも微塵もありはしないがな!
「そうかよ、なんでお前らは攻めてきた?NPCの命は戻らねんだぞ?」
そう、これは俺が先ほど導き出した結論だ。あのウイルスがNPCに効かないのはNPCという存在が死ぬとリスポーンしないということを示しているのではないかと。先ほど攻めてきた中にもNPCはいたが現状、魅了を解く術がないのだから仕方のないことだったと思う。この戦いが終わったら弔いにでも行こうと思う。だからNPCはこれ以上殺したくないのだ。
「知らねぇよ。うちの魔王がクエストとしてこの国を攻めるって内容を出してきてその報酬が美味かったから来てるだけだ。」
……なるほどな。元凶は全てそっちの魔王ってわけだ。ならこんなことさっさと終わらせる必要が出てきたな。そんでそっちの魔王をぶっ潰す!
「教えてくれてありがとう。お礼にすぐ、終わらせる。」
―ここから、シェードの真の本気の勝負が始まった。
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