表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/95

第七十一話 宣戦布告

設定集に追加してほしいもの募集してます!

 やっとヴェルーナを倒すことが出来た。俺たちはMPがほぼスッカラカンで体力も切れかけてる。動くのも今すぐにはキツイ。


「戻るか。」


 だが、それでも戻らねばならない。それにはダンジョン攻略中の一つのアナウンスが関係している。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


全てのユニークスキルが獲得されました。グランドクエストが進行します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 これだ。グランドクエスト、他のゲームだとゲーム自体のメインシナリオのことを指す場合が多い。この文から察するにユニークスキルには数に限りがあり、それが全てプレイヤーによって取得されたからメインストーリーが進む、ということらしい。このアナウンスが流れてから結構経ってるから早く戻りたい。


 そして俺たちは少しポーションを飲んで回復したら転移用のポータルへと足を踏み入れた。


 ―はずだった。だが、ポータルは起動しなかった。


「な!?なぜだ!上でなにかあったのか!?アミ!テレポート行けるか?」


「行けます!『テレポート』!」


 俺たちはアミの魔法で地上へと転移した。戻ってきた俺たちの目に映ったのは、破壊された街だった。


「よ、よかった!シェードさん!今大変なことになってるんです!色欲の魔王が!―俺たち強欲の魔王の国に宣戦布告してきました!」


 色欲の魔王による宣戦布告だと?この街は結界で守られてたんじゃないのか?いや、待て。()()?まさか魔王が俺たちの国の人間に接触したってのか?いや、それしか考えられない。プレイヤーにプレイヤーは魅了できないはずだ。ネットにもそう書いてあった。まるまる信じ切るわけではないがそれが出来るならチートすぎる。……くそっ!魔王様のところに行くしかねぇってのか!


「これをやったやつはどうなった?」


「高レベルプレイヤーによって倒されました。」


 よかった。これで心置きなく行ける。


「ブレイブ、また暴れてるやつがいたら頼む。俺は少し、行くところがある。『身体強化』『覚醒(ゾーン)』『獣化』」


「あっおいシェード!……はぁ、よし!被害とかどうなってる?俺たちで片付けだ!『陣形統率(リーダーシップ)』!」


♢♢♢♢♢♢


 俺は持てる力の全てを持って魔王城へと向かった。所要時間は約20分ほど。魔王城を守ってる騎士たちは俺を見ると門を開けた。まるで俺が来るのを知ってるかのように。


 俺は進んだ。魔王の下へと。そして扉を開けた。


《久しぶりだな、シェード。此度の件であろう?我だってもちろん知っておる。》


「そうか、じゃあどういう対応を取るつもりだ?」


「貴様!魔王様の御前だぞ!言葉を慎め!」


 怒りで恐怖など感じていない俺は魔王に対し、礼儀のある言葉などを使う気はさらさらない。そしてそれを側近のドリス……だったかに注意される。


《良い。シェードは仲間やこの国のために憤怒しているのだ。それに対し我は咎めるつもりなどない。……さて、どう対応するのか、ということだったな。―無論、反撃に出る。我らに喧嘩を売ったことを後悔させてやるのだ!だが、今すぐというわけにはいかない。その理由は分かるな?シェードよ。》


「……一般市民の安全。」


《そうだ。一番安全なのは王都が故、今すぐ全員を王都に召集する。そのあとは我々の全勢力を持ってやつらを倒すのだ!》


 ふぅ、やっと落ち着いた。


「わかりました。俺はサーデストに戻って街の復興と警備をします。失礼しました。」


♢♢♢♢♢♢


 俺が戻った直後、サーデストでは異変が起きた。俺の仲間以外が暴走を始めたのだ。なぜ俺たちは暴走してないのか不思議ではあるがそんなこと言ってる場合ではない。殲滅する!


「今戻った!任せろ!『抜刀・居合』!」


 全ての力を乗せて放った一撃により、全員が倒れた。どういうことだ……?



気に入っていただけたらブックマークと評価、感想お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ