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第七十話 ダンジョン攻略inサーデストpart8

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 俺たちの目の前に現れた炎と光、その塊が合わさったもの。魔法名すら思いつかないほどのそれは、込められたMPの量を段違いで、こればかりはヴェルーナも魔法の操作に苦戦しているようだった。


「なぁシェード……あれ、止められるか?」


「いや、わかんねぇ。全員の最大火力全部ぶつけてギリギリくらいっぽい。けどあれ攻撃したら爆発する……と思う。で、その爆発はこの部屋くらい簡単に巻き込むくらいの範囲に及ぶと思う。」


「ってことはどうすりゃいいんだ……?」


「決まってるでしょ?ブレイブ。あの本体を攻撃してあの攻撃を止めさせるのよ!」


「そうだ。それが一番いい。ヴェルーナを倒し、攻撃を止めさせるんだ。」


 俺たちの意見はそれで纏まった。だが、ヴェルーナもそろそろあの魔法の操作に慣れてきただろう。だから、もうこの戦いはクライマックスになってくるだろう。


「行くぞ!『納刀・光閃』」


「おう!『ソードムーブ』!『剣の舞』!」


「『聖なる矢』!」「『ホーリーレイ』!」


 前線役は移動アーツを、後衛は攻撃アーツを発動する。


「このまま続け!『抜刀・彗星』!『抜刀・昇り竜』!『抜刀・画竜点睛』!」


「分かった!『八雲』!『逆捩じ』!」


「任せなさい!『アローレイン』!『サンダーアロー』!」「分かりました!『ダークエンチャント』!『ダーククラウド』!」


《うっ!ぐっ!だがこの程度じゃ倒れんぞぉぉ!!!うおぉぉぉ!!!》


 ついにヴェルーナから爆弾ともいうべきものが放たれた。ここから着弾まで概算で約10秒ほど。魔法は発動者がやられるか止めるかすることで消えるからタイムリミットは10秒弱、ここで決める!


「時間がない!時間目いっぱい打ち込め!『抜刀・水仙百花』!『抜刀・水龍一閃』!『抜刀・夢幻斬』!『抜刀・結』!」


「『剣の舞』!『クラックウェーブ』!『パワースラッシュ』!『飛刃』!『八雲』!」


「『破嵐』!『聖なる矢』!『破魔』!『ソニックショット』!」


「『ホーリーレイ』!『ホーリークロス』!『ダーククラウド』!『マジックシェア』!『セイクリッドバスター』!」


 俺たちは10秒間に出来るだけの攻撃を打ち込んだ。それがどれだけのダメージを与えていたかなんてわからない。だが、10秒経っても俺たちが死んでいないというのが証拠だろう。


 ―俺たちは、ヴェルーナに勝利した。はずだった。


《はぁ、はぁ、やるな貴様らぁ!だが、我にはスキル【自己蘇生】がある!満身創痍の貴様らを倒すことなど容易に出来るのだ!食らえ!切り刻め!フラム!オプティ!》


「ハハッ、確かに俺たちは満身創痍だ。だがな、俺たちにはもう一匹、強い味方がいるんだぜ?頼んだ!ハク!」「ガウガウ!ウォーン!!」


 俺はヴェルーナの蘇生に備え、ハクは温存しておいた。ハクがいてもいなくても結局はこんな感じにヘトヘトだったろうからこの判断は英断だったと言える。あとはハクがヴェルーナに勝てるかどうかだが……


《くっ!この狼!なぜ攻撃が当たらんのだ!燃やせ!フラム!》


 残念だがそれはもっと悪手だ。ハクは自然支配の使い手だぞ?その程度かき消せる。ちなみに、ハクの回避性能は俺の行動を見て覚えたらしい。少し前にいきなり回避が上手くなったから聞いてみたらそう言ってた。獣化の時に俺の意識に入ることが出来る……みたいな感じのことを言ってたからそういうことらしい。


「決めろ!ハク!」


「ガウ!ワオーン!」


 ハクはいくつもの魔法を展開する。またもや俺たちにはできない芸当だ。いや、ほんとにどうやってるのか聞いてみよう。と、話がずれたが、展開した魔法を次々とヴェルーナへと放ち、追い詰めていった。いくらステータスの差があるとはいえ、ダメージは食らう。そして復活後のHPは3割だった。そこにハクの攻撃はどんどんダメージを与え、HPを削り、遂に、ヴェルーナを倒しきったのであった。


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怠惰の魔王の眷属ヴェルーナ[50%制限]に勝利しました。

50%以上制限が解除されたモンスターに勝利しました。特別報酬を配布します。


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特別勝利報酬:経験値、スキルポイント1000、ステータスポイント100

       50000マニ、フェニックスの魔石×5


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レベルが上がりました。×3

スキルポイント300、ステータスポイント30を獲得しました。


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