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第六十九話 ダンジョン攻略inサーデストpart7

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少女の姿になって現れたフェニックスと(おぼ)しき人物は、次にこう発した。


《『剣召喚』『魔剣』フラム》


 床に魔法陣が描かれ、魔法陣から剣が現れた。その剣は炎を纏っていた。


《改めて名を名乗ろう。我の名はヴェルーナ。怠惰の魔王様の眷属にして、このダンジョンの守護を任された者。戦いを始める前から分かっていたことではあったが其方らは強い。我の力が創造主によって制限される中、その制限の一部の解除を許されたのだから。》


《それでは、行くぞ!》


 フェニックス―いや、ヴェルーナは炎の翼を生やし、高速で飛翔してきた。先ほどの状態とは比べ物にならないほどの速度だ。俺は一瞬、反応が遅れた。その遅れは、とても致命的なものとなった。


《遅いな。燃やせ、フラム!》


 言葉に呼応するように剣を纏っていた炎が増大し、俺たちを襲った。幸いにも覚醒(ゾーン)の状態だった俺は、急いで飛び退き、魔法を放った。


「『ウォーターボール』!」


 だが、その程度の魔法では相殺することすら叶わない。


「『ストームシールド』!はぁ、はぁ。こんだけやってやっと打ち消せるのかよ……!ってうおっ!」


《今のを防いだ程度で満足するんじゃない。まだまだこれからだぞ?斬れ、フラム。》


 ギュンッ!と加速し切りかかってきた。俺はそれを見切って刀で受け止める。


「俺だけじゃねぇぞ?もっと他も警戒しやがれ!」


「『クラックウェーブ』!『飛刃』!『八雲』!」


「『サンダーアロー』!『ウィンドアロー』!『マシンガンアロー』!」


「『ダークエンチャント』!『ホーリークロス』!『ダーククラウド』!」


 俺は戦ってて気づいたことがある。あいつはなぜか俺を執拗に狙って来るということ、あとはあいつ自身は剣術が上手くないってことだ。あの剣、フラムとか呼ばれてた剣の能力だと考えるのが妥当だろう。だが、あの力は厄介だ。というかこの姿になってからステータス変わってないか?鑑定!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前:ヴェルーナ[フェニックス] レベル:60

HP:4000 MP:3000

力:2500[500] 防御力:2000 素早さ:1730

魔法力:1700 魔法防御力:1000 器用さ:400

装備:フラム

スキル:【飛翔】【炎の衣】【火炎魔法】【聖光魔法】【自己蘇生】【人化】【剣召喚】【魔剣】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 全体的に上がってるのか。にしても力2000はやりすぎだろって思うけどな!だが、魔法防御力は下がってる。魔法で攻めるのが正解か……?だが魔法力は上がってるから攻めつつ魔法を織り交ぜて……って感じになるか。


《けほっ、けほっ。今のはなかなか効いたぞ。『剣召喚』『魔剣』オプティ。我の二本目の剣だ。別に舐めてたわけじゃないぞ?フラムとオプティは仲が悪いからな。二本同時に使うと逆に動きが悪くなる可能性があるんだ。だがそんなことも言ってられなくなったんでな。》


 おいおいマジか……!二刀流とかよぉ!ほんっとここの運営は絶望させて来るなぁ!けどさ……わくわくしてんだよねぇ……俺。この状況を覆したいって。全開だ、後先なんて考えるな。ステータスの差で押しつぶされるぞ。権能だって使ってけ。この権能、あとになればなるほどステータスの上昇幅が大きすぎて使いにくかった。けどそんなこと考える余裕なんてない。


 恩恵発動、権能【強欲】スキル3、能力簒奪(パワースナッチ)ッ!


 力が……溢れてる。けど流石にこれは操作出来ねぇかもなぁ……!けど!やるしかないんだよ!俺は負けず嫌いだ。そんなことって思われるかもだけど、今までこのゲームで死んだことはねえ。だから、この先も負けるのはゴメンなんだ。それにこんなとこで負けてちゃヨグに勝つなんてもってのほかだしな。


《ぐあっ……!この感覚……あの魔王の権能か!強欲の魔王!()()ってことに特化した能力!これだからあの魔王の眷属は!けどそっちもそれが本気ってことだろ?権能ってのは強いものほど()()()()()()んだからさ!オプティ、肉体の強化を頼む。フラム、頼むから今はオプティとの喧嘩はナシだぞ?あいつを倒すんだ。行くぞ!燃やせ!フラム!穿て!オプティ!》


 火を纏った剣から炎が、光輝いた剣から光が飛んでくる。光はもうすでに俺のところへ届いているが、俺には届かない。正確には俺にダメージは与えられていない。そう来るのは読んでいたから。次は炎、どうするか。


「『聖なる矢』!シェード!その変な能力は任せて!あなたはフェニックスに集中!」


 そうだ、俺には仲間がいる。仲間と一緒に勝つんだ!


「『抜刀・昇り竜!』『結界』『抜刀・水閃』!『抜刀・水龍一閃』!どうだ!水が苦手だろ!」


《ハッ!その程度の水じゃ我の衣は破れんぞ!刻め!オプティ!燃やせ!フラム!》


 接近したところの魔法と剣戟の同時攻撃。剣にそれぞれの意識があるからこそできる行動だ。だが、俺には仲間がいるんだぜ?


「『抜刀・彗星』!」「『ホーリーレイ』!」


 またもや俺の仲間が魔法を打ち消す。


《チィ!だがこれならどうだ!》


 そういって距離を取り、現れたのは巨大な炎と光の塊だった。それは合わさってさらに巨大に、威力が強くなった。魔法力もかなり上がってるが炎と光を強引に混ぜたから弱点属性がわかりにくい……どうする!?

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