第六十話 覚醒
予約投稿出来てませんでした!すみません!
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ブレイブSide
「『陣形統率』!お、おぉ!これが、ユニークスキルか!」
ブレイブの目の前には味方の頭上に矢印とHPにMP、掛けるべきバフの名前が見えていた。それはブレイブ自身で考えてもその結果が一番正しいという結論に至った。
「『パワーアップ』!うーんと、『リジェネ』!『マジックリジェネ』!『オールアップ』!『ウェポンアップ』!」
MPの消費が0になっているのをいいことに、色んなところへとバフを振りまく。前衛にはパワーアップ、タンクにリジェネ、魔法使いにマジックリジェネ、ダメージディーラーにオールアップとウェポンアップ、という感じだ。
『右の剣士たち!そっちにバフを掛けるから少し左に行ってくれないか!数が多くて耐えきれなさそうだ!』
『うぉっ、なんだこれ。と、そんな場合じゃなかったか。任せろ。俺らの半分くらいでいいか?』
『頼んだ!』
【念話】のようなもの、というのは長いので念話と呼ばせてもらうが、それを利用して人員を適切なときに、適切な場所に送るということもした。しかし、ブレイブ自身もダメージを出すプレイヤーなため、与ダメージは減っているのだった。
しかし、ある程度使ってみて慣れたブレイブは自身にもバフを掛け、前線へと舞い戻った。だが、前線にいると誰に何のバフが必要かがわからない。その問題を解決したのはアミだった。念話をアミのみ戦闘中いつでも送受信可能に設定しておいて、アミが状況の報告を任せた。するとどうだろう。戦闘とバフを両立出来たではないか!
アミには似たような能力が素であるらしい。観察眼の最終形態みたいなものらしい。だから、任せられた。どんどんHPが削れていった。ラストスパートに突入だ。すると、エリートデビルは力を溜めるような行動を見せた。
『グギャァァア!!!《悪魔開放》!』
言葉の内容はよくわからないが、この悪魔開放という言葉だけは聞き取ることが出来た。その直後、膨大な力の波動が俺たちを襲った。が、しかし、俺とシェード、バーンズ、そして生産職の一人は動くことが出来ていた。必死に探す。この状況をひっくり返す、みんなを動けるようにするためのスキルを。
「『マインドアップ』!」
精神耐性付与の魔法スキル、これを掛けることによってなんとか全員が動けるようになった。だが、エリートデビルは本来の力を取り戻した。あまり鑑定スキルを上げてないから詳細は分からんが体感さっきの三倍以上強化され、HP、MP共に全回復している様子だった。
「『魔刀』鳴風魔刀・斬!『雷鳴風閃』!」
周囲が静寂に包まれ、あの悪魔の笑い声だけが聞こえる中、一筋の光が視界に入った。くそ、やっぱりあいつに動かされんのか。これじゃいつまでたっても追い付けやしねぇぞ!
「『魔剣』!炎剣・紅蓮!『ファイアスラッシュ』!」
この準備期間、俺は装備の変更を行った。その時に手に入れた剣がこれ、紅蓮。ちょっとした偶然で生まれた火の魔石を使った剣だからだ。俺たちの攻撃を食らい、叫ぶ悪魔。俺たちの火力だって上がってる、相手がちょっとくらい強化されたからってあきらめるわけにはいかねぇんだよ!
「『チャージショット』!『聖なる矢』ぁ!」
アーヤの矢が突き刺さる。これだけの人数がいて、全員の指揮を執るんだ……それが、俺の戦い方だ。システムにも認められたんだから。
「『オールアップ』!『ディフェンスアップ』!『マジックリジェネ』!『パワーアップ』!『アーツアップ』!『ウェポンアップ』!あとはどこだ!?」
バフをどんどんかけて回る。かけた味方から次々に前線復帰をする。と、これで全員にかけ終わる。ここからはさっきと同じ感じで行く。
「『フレイムウェーブ』!『ファイナルフレア』!」
「『抜刀・鳴風居合』!『抜刀・招雷雪花』!」
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「これで……終わりだァァ!!『ファイナルスラッシュ』!!」
バーン!
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フェーズ4終了しました。フェーズ内容を集計中……
集計が完了しました。フェーズ4のMVPはプレイヤー『ブレイブ』です。
フェーズがすべて終了したときアイテムを配布します。
経験値を獲得……経験値を獲得しました。
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