第四十八話 本選ペア部門part3
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次は俺たちとブレイブたちの戦闘だ。これまで何度も戦っているがやはりここに立つとプレッシャーやらが段違いだ。負けられない。
『準決勝総当たり戦二組目、スタート~』
「『聖なる矢』!」
初っ端から最高火力か。長引かせる気はないってことね。
「『覚醒』ハァア!まあこんなもんかな。」
聖なる矢を切り落とす。何回も見てるしこのくらいはね。覚醒もあるし。
「『サンダー』!」
少しの発動前CTを終え、雷魔法と雷魔法の複合魔法を放つ。感覚的にはサンダーピラーの威力が上がった感じだ。
「『ダークエンチャント』『ダークネスワールド』あと頼みます!私も隙を見て攻撃します!」
ダークネスワールドは術者本人にも見えないんだったか。まあ俺は見えるけど。そしてこの技、俺のアーツと相性が抜群だ。常に闇に覆われてるこの世界なら発動条件も達成してるし、あれらはその必要とするリソースが多ければ多いほど効果が高まる。ここは最適ってこったな。
「『身体強化』!」「『身体強化』!」
俺とブレイブはほぼ同時に身体強化を発動する。ブレイブ自身はこの試合が始まってすぐアミが魔法を打ち込んでたから動けなかったがそれでは倒せないこと、そのために俺を頼るとアーヤが防げなくなることを悟りこの空間を展開したのだろう。つまり俺の仕事はブレイブを倒すことだ。
「『抜刀・夜叉月影』!『空間切断』!『魔の太刀』!」
全て防ぐか避けるかしてくる。流石に遠距離じゃ倒せないよな。じゃあ一気に近寄ろう!
そういって駆け出す。それを見たブレイブもこちらに突っ込んでくる。そして俺が切りかかるとそれを盾で防ぐ。
「ぐっ!……この前よりもどんだけ重くなってんだよ……!」
「さあな。このまま押し切るぜ!」
そのまま刀に力を込めていく。
「ぐぅぅぅうう!!」
「いけぇぇぇぇええ!」
ザシュッ!
ミリで耐える。こんな偶然あるか?まさかこいつ耐える系のスキルを持ってるのか。
「『サンダーボルト』」
速度重視の魔法で攻撃し、ブレイブを倒した。あとはアーヤか。
♢♢♢♢♢♢
見えないから無暗に攻撃するのは悪手、アーヤちゃんなら多分私の位置を分かって攻撃してくるはずだからその前提で動かなきゃ!
「『聖なる矢』!」
「やっぱりわかるよね……!『リ・タイム』!」
時は戻したが次はこうはいかないと思います。決着を急ぎましょう。幸い、さっきの攻撃で位置は割れました。まあ移動してるとは思いますが。けど足音でわかります!ここ!
「『チェンジ・ダークソード』」
これは闇魔法の一つ、チェンジの魔法。私の持つ杖を任意の武器に姿を変える魔法です。ステータスにプラスはないですが。
「近距離戦ッ……!できるのね。これじゃ私が不利だわ。こうするしかないのね。『サンダーボルト』!」
速度重視の魔法。弾くのは容易いことじゃない。けど、あの人なら……!
カキンッ!
「なっ!防がれた!?まさかそんなことが……はっ!マズイ!」
ザシュッ!
『準決勝総当たり戦二組目!シェード選手ペアの勝利!』
これで俺たちは決勝進出だ!
♢♢♢♢♢♢
次はドラゴさんたちとブレイブたちの戦いだ。軽く口頭にはなるが説明すると、まずアーヤが弓を連射し、カンナさんを防御に徹させた。そこにブレイブが高火力の魔法を叩きこんだ。規模とブレイブの疲労から、ほぼすべてのMPをつぎ込んだものと思われる。大ダメージを負ったドラゴさんも負けじと反撃、しかしそこはしっかりブレイブがガード。さらにずっとカンナさんを狙っていたアーヤがドラゴさんを追撃した!
この猛攻を受け、ドラゴさんが早々に脱落。そのままの流れでカンナさんも倒してブレイブたちが勝利した!これで、決勝は俺たちとブレイブたちに決まった。
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