第三十四話 職業進化(クラスアップ)への道
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レベル48っ!この頃全然レベル上がらんくなってっからなぁ~。
そうそう、宝刀・白雪はめっちゃ使いやすい!でもまあたまに刀の距離で振って空振るからな。それだけなくせば全然メイン武器でも使っていけそうな感じ。【雪景色】、このスキルは使いどころの難しいスキル。使うならボス戦かもしんない。それだけ条件やらなんやらがある。見せれるといいな。
ちょくちょくシルバータイガーを見つけたから倒して二層へと向かう。二層は……あいつか。大丈夫か?女子二人組。
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早速お出ましだ。あのトラウマが……!
「え?嘘でしょ?こんなのがいるの……?」
ブーン、ブーン
そう、あのモスフライと呼ばれる蠅の魔物だ!いや、ほんとにこいつだけは無理だからもう終わらせていいですか?いいですよね?いいですねわかりました。初見の時はマジで我慢したんだから!
「『サンダーピラー』!『サンダーピラー』ァ!『サンダーピラー』ァァァァァ!」
「は!?いや、ちょ、おま」
ふぅ、撃破完了だな。次の層へと進もうか。
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最速の二層攻略だったな。ハクのレベルは上がったが……二人は2、3レベぐらい一気に上がってそうなもんだな。三層は迷路攻略だ。前回は探知を使って最速で攻略したが、今回は逆に敵の多いほうへ行こうと思う。その方が訓練になるからだな。俺らももっと戦いたいし。
「『探知』」
よし、こっちだな。次右ー、左ー、はい、接敵です。オーガ六体ですね。今回は俺が後衛で援護なんかをする。ハクはブレイブと一緒に前衛だ。俺、嫌われたのかなぁ……今は気にしない!
この戦いでは前衛が二人いる。つまり、さっきよりも矢を当てるための空間が少ないということだ。だからさっき以上に指示が重要になる。それをアーヤさんに伝えると、わかってますと一言。集中力がかなり高まってるな。あまりじゃまをしない方が良さそうだ。
「ブレイブさん!ハクちゃん!真ん中開けて!」
「『魔弓』雷魔弓・天羽々矢。『サンダーアロー』!」
さっきの聖なる矢よりは威力が劣るものの、かなり威力の高い攻撃だ。まあMPの消費はやばいだろう。
「『マジックシェア』」
おっ!アミさんによるMP譲渡の魔法だ。多分光魔法だな。MPを高めに設定してたはずだから譲渡してもいいんだろう。いいビルドだな。
「『ダークエンチャント』『スリープ』」
黄金コンボだな。今回はスリープが成功した。あとは全力で畳みかけるだけか。ブレイブはダメだ。下がらせて……と。
「『聖なる矢』!」
「ガウ!ガウガウッ!」
アーヤさんの聖なる矢、ハクの噛み付きでオーガ四体を倒した。でもあと二体残ってる。俺が行こうかな。え?ブレイブに下がらせたろって?いやいや、俺のが素早さ高いから仕方ないね!
「『納刀・光閃』『抜刀・百花繚乱』ッ!」
ザクザクザクザクッ!っと切り刻む。ふぅ、討伐完了だ。次に進もう。
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レベルが上がりました。スキルポイント100、ステータスポイント10を獲得しました。
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ハクのレベルが上がりました。従魔用スキルポイント100、従魔用ステータスポイント10を獲得しました。
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よしよし、レベル49!50まであと1だな。こんな風に1レベルで一喜一憂するのは久しぶりというかなんかいいなぁって。
どんどん現れる敵を討伐する俺たち、HPとMPはアミさんが回復してくれるのでほぼ無限に戦える。【魔力循環】取って戦闘中に回復してるらしい。効率がよさげ。そうして三層攻略も終わり、四層攻略を開始していた。四層はオークが出てくる。オークはオーガに比べて力は低いが防御力が高い少し倒しにくい敵だ。だから各個撃破が大事になってくるんだが……
いつの間にか俺たちはオークに囲まれていた。二十体以上いる。少し戦闘が長引いたらぞろぞろとオークが集まってきて俺たちを囲んだのだ。いや~まさかこんなことになるとは。というかこんなことを言ってる場合ではない。俺たちのHPはどんどん削れている。二人がいるため俺が後衛に回ると二人はすぐにやられてしまうからだ。
……これを使うか。『これ』とは宝刀・白雪の武器アーツである。これには発動条件があるという話はしたと思うが、それはHP半分以下・発動時ステータスが一つでも600を超えていること(HP、MPは含まない)・MPを全て消費すること・詠唱を済ませること、だ。この状況でMPを全部回復して詠唱をする余裕があるかどうかは分からないがやるしかない。
ゴクッゴクップハァー!
まだ足りない。
「アミさん、マジックシェア頼みます!」
「はい!『マジックシェア』!」
よし、あとは身体強化で1.5倍にして素早さが700を超える。そして詠唱だけか。始めるぞ!
「『身体強化』!」
《我が名は宝刀・白雪》
俺は宝刀・白雪を手に持ち、天へと掲げる
《我が望むは白銀の世界》
白雪へと力が集まる
《我が望むは一面の雪景色なり》
オークたちはこの力を危険視したのか逃げようとする
《今、我の力を解放せし者よ》
それにブレイブが【結界作成】を取得し全力を持って結界を張る
《世界を雪で染め上げろ!》
「『雪景色』ィ!」
そう叫んだ瞬間、手に持っていた白雪が白銀の光に包まれた。俺は綺麗に光るその刀を敵に向かって振る。すると、ガキガキガキーンとオークが氷に覆われる。その数秒後に氷が割れてオークは殲滅された。
こんなのがこの程度の条件でいいのか……と驚いていると、宝刀・白雪が割れた。
「はぁ!?えっ、耐久力はまだ十分にあったはずだぞ?いったいなんで……まさかこのアーツ耐久力もゴッソリ持っていくのか!代償も十分ってわけね……」
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レベルが上がりました。スキルポイント100、ステータスポイント10を獲得しました。
職業進化が可能になりました。
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ハクのレベルが上がりました。×2 従魔用スキルポイント200、従魔用ステータスポイント20を獲得しました。
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うん……素直に喜べねぇな。
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