表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/95

第二話 キャラクターメイク、そして召喚

「ようこそ《GraceWorld・Online》の世界へ。まずはあなたの名前を教えてください。」


「ん?ここは……ああ初期設定をするところか。」


「はい、そうです。理解が早くて助かりますね。繰り返しにはなりますがあなたの名前を教えてください。」


「そうだな~、《シェード》だ。」


「シェード様ですね。次はキャラクターメイクですといいたいのですが、残念ながら現実との差をなくすため、髪の色と目の色のみの変更となります。いかがされますか?」


「まあそうだよな。髪と目はこのままで大丈夫だ。日本人の黒髪黒目が好きなんでね。」


「かしこまりました。ではどの魔王の国に行くかを選んでください。」


「【強欲】の国で頼む。」


「かしこまりました。では《GraceWorld・Online》の世界をお楽しみください。」



♢♢♢♢♢♢



「うわっと、またこれか。でもまあ二回目となると慣れたもんだな。」


『よく来たな。来訪者たちよ。我が名は強欲の魔王マモンである。我こそが諸君を呼んだのだ。』


『最近他の国との戦争が起きようとしておる。そこで諸君らには我の権能を与え、闘ってもらいたいのだ。』


「すいません魔王様!その権能とはどういったものなのでしょうか!」


俺以外の強欲の魔王の国を選んだやつらしい


『まあまて。今権能を与えた故自らの眼で確かめるがいいであろう。[ステータスオープン]と唱えればステータスがみられるぞ。』


「「「「「ステータスオープン!!」」」」」


その場の全員がそう唱えた


------------------------------------ーーーーーーーー


名前:シェード レベル:1

職業:未設定 HP:100 MP:100

力:100 防御力:100 魔法力:100

魔法防御力:100 素早さ:100 器用さ:100

装備:なし スキル:なし

スキルポイント:100 ステータスポイント:100

恩恵:権能【強欲】レベル1

   強欲:スキル1・アイテム強奪(ハント)敵のアイテムを盗むことができる(対モンスター専用)

      スキル2・強奪技能(スティールスキル)その戦闘で一度だけ敵の武器かスキルを奪うことができる(戦闘終了後、元に戻る)

      未解放

      未解放


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「強いな!?最初のほうは所謂便利スキルだがもう一つのほうは対人戦なんかでかなり強そうだな!」


「まだ職業未設定ってことはどこかで決めれるところがあるんだろうか。冒険者ギルド的な?」


「そろそろあいつ探しますかね。」


と言い、辺りを見渡した。頭一つ抜けて背が高い奴がいた。


「おーいそこの背が高い奴~。」


「おい影人、その言い方はないんじゃないか?」


そういいながらこちらへと歩いてくる。


「おいバカ!その名前で呼ぶな!それと俺はこっちではシェードだ。」


「す、すまない。俺はブレイブだ。とりあえずフレンド登録をしよう。」


「ああ、わかった。」


そういってフレンド登録をすませる。


「さて、じゃあ権能について詳しく見ていこうか。」


「わかった!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


恩恵:権能【強欲】レベル1

   使用方法 【強欲】と唱えるか念じれば発動。複数使用が可能ならば唱えるか念じるときに、どちらを使用するかも付け加える。対象は目の前の『敵』に自動で固定させる。

   強欲:敵のアイテムを盗むことができる(対モンスター専用)

      その戦闘で一度だけ敵の武器かスキルを奪うことができる(戦闘終了後、元に戻る)

      未解放(レベル3で解放)

      未解放(レベル10で特殊条件を満たすと解放)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なんか説明が増えてる。」


「これだけを見てるからではないか?」


「まあそう考えるのが妥当だな。というか最大で4つもスキルが入ってるんだが他の権能はどうなんだろうか。」


「まあ今気にしても仕方ないだろう?」


「まあそうだな。」


話し込んでいると、聞き覚えのある声が聞こえた


『えー来訪者諸君。我が権能の確認は済んだかね?これから諸君には職業選択を行ってもらいたい。これを終えたら自由に行動してもらって構わない。しかし、その前にこの国について話しておかなければならない。』


『この国には2つの街がある。今いる街はバリアでおおわれているがもう一つの街は覆うことができていない。しかし、諸君らを召喚したときに力を使ってしまい、バリアをはる力は残っていない。なので力がたまるまで次の街には進まないようにしてもらいたい。その街は敵が陣取っているため、力がたまり次第奪還作戦を実行する。その時は諸君らにも力を貸してもらいたい。よろしく頼む。』








本日二話目!ブックマークの評価よろしく!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ