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しるし3(詩集)

平成

作者: さゆみ



私の生きる場所はずっと五線譜の中

音符は刻まれていく

メロディーラインは破天荒

たくさんの悦びと酷すぎるあやまちを

きっと私が奏でたり操られたり

何も鳴らせなくても歌えなくても

休符なんて見つけられない

生命はいつだって強弱をつけたがる

濡れる、叩かれる、弾ける、壊される、

若いとは後に幸せなことだと気づく

31回桜が咲いた 奇跡


誰かがいて 誰もがいて 縛られても

誰もいなくて 誰もがいなくて 隙間だらけでも

同じように嬉しくて怖くてキツくて

温かくて寒いもんだよ

私は何回笑ったんだろう

私は何回笑わせたんだろう

なぜ振り返らず次を探し続けたんだろう

なぜ立ち止まらず次を歩き続けたんだろう

あなたはなぜ今を生きているのですか?

老いるとは優しくなれることだと気づく

31回桜が散った 奇跡





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― 新着の感想 ―
[良い点] ∀・)美しい。それ以上にこの作品へ贈りたい言葉はあるだろうか。昭和生まれ平成育ちを自覚しているボクにとって、この作品はとても感慨深く感動を誘う作品でした。たぶん贈り物を送らせていただきます…
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