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暗殺者は今日も女装をする。  作者: 木陰の蛇
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守護精霊との契約

すいません、予定より3日も遅れましたが投稿です。

後良いところ(?)で一回上げさせて貰います。重ねてすいません。

 突然詩音であり男である亡霊に告白した琴音にたいし、智莉とチャシャネコが睨見ながら叫ぶ。

 かれこれ一時間以上言い争ってい続ける三人に、亡霊は壁に寄り掛かり寝ており。聖騎士大隊長と桃木は言い争いを肴に酒を飲んでおり、其々の部下は其々の頭の後ろで立っており。美和と朝実と葵に蒼の四人は部屋の隅で雪が美和が持っていたトランプをして遊び、雪は寝ている黒姫を膝枕していた。

 「ハァ、ハァ……話し合いじゃ決着つかないね」

 「……そうですね」

 琴音と智が息を切らしながら亡霊を見る。見られた事を気配で感じた亡霊が目を開けると、目の前には笑顔のチャシャネコがいた。

 「亡霊(ファントム)っち。チャシャネコさんが恋人さんだよね?」

 笑顔で言うチャシャネコだが、その目は笑っていなかった。チャシャネコの後ろからは「裏切り者」「抜け駆けだ」等、智莉と琴音が叫んでいる。

 「恋人さんだよね?」

 目だけでなく殺気を出し始めたチャシャネコに、亡霊が桃木と聖騎士大隊長の方を見て助けを求めるが。聖騎士大隊長は笑いながら、酒を飲んでおり。桃木は目を会わさない様に顔をそらす。

 (ちっ、使えない二人だ!)

 獲物を狙う目で見てくるチャシャネコにどう言うか悩んだ末、チャシャネコの耳元に顔を近付け囁く様に言う。

 「チャシャネコ、俺もお前は俺の家族の様に思ってる。頼りになる姉じゃあ駄目か?」

 そう言われたチャシャネコは、顔を少し紅くしながら笑顔で頷く。

 「分かった今は家族で良いよ。でも、何時か恋人さんに仕手貰うよ」

 最初は大きな声で、後の部分は恋人に言うような甘い猫なで声囁き戻っていく。

 「詩音ちゃんも、チャシャネコさんも顔が紅くなってる!」

 「兄様!。猫さんに何を言われて、何を言ったんですか!?」

 叫びながら問い詰めてくる智莉と琴音に、溜め息を吐きながら答える。

 「智莉、俺はチャシャネコを家族と認めた。その事をチャシャネコに言っただけだ。

 其に琴音、俺は暗殺者だ。お前の両親の敵であるし、お前も暗殺者を憎んでた筈だろ」

 亡霊として暗殺者として言うが、琴音は何故か笑顔を浮かべると言う。

 「その事なら、僕は両親を殺した暗殺者を憎んでるよ。それに、他の罪も無い人を殺す暗殺者も嫌いだ。

 だけど両親の敵を取ってくれた詩音ちゃんや、悪い事をした人しか殺さないチャシャネコさんは嫌いじゃないよ」

 その詩音の言葉に、亡霊が笑う。

 「チャシャネコは確かに悪人しか殺さない。だけど俺は違う、俺は罪も無い人間も殺してる暗殺者だ。

 こいつの前の聖騎士大隊長を殺したのは俺だ。それ以外にも、何人も聖騎士を殺してる。

 だからこそ、指名手配されてるんだよ」

 「でも、詩音ちゃんが理由無く殺すとは僕は思えないよ。確かに人を殺すのは、いけない事だし理由頑張ったので合ってもやっちゃいけない事だよ。

 でも、僕は詩音ちゃんを信じる事にしたんだ」

 琴音が笑顔のまま言う。そんな琴音の笑顔を見て、美和と朝実に葵に蒼それに雪が亡霊を見ながら頷く。

 「お前ら馬鹿だな。まあ良い、話をもとに戻す。お前らに過去を昔の自分と決別させたのは、これから守護精霊と契約したい奴には必要だからだ」

 「「「「「守護精霊と契約?」」」」」

 琴音達が同時に言う。そんな中、桃木と智莉頑張っていきます喋り遅れてチャシャネコも話す。

 「私は守護精霊と契約させるのは反対だがな」

 「私も反対ですね」

 「……チャシャネコさんは、どっちでも良いかな?」

 守護精霊と契約する事に反対する桃木と智莉にたいし、聖騎士大隊長が琴音達に向かって言う。

 「まあ、こいつらが反対するのは分かる。守護精霊と契約するって事は、本来じっくり時間をかけて考える事だからな。

 だが今は時間がない。だから最初に言っておく、断っても良い」

 聖騎士大隊長の言葉に、琴音達が顔を見合わせ考える。そんな、様子を見て聖騎士大隊長が続ける。

 「今決めろってことじゃない。話を聞いてから其々の意思で考え、答えを決めろ。

 さて、今から言うのは本来ならお前らが四年生になった時に教えられる話だ。だから、他の連中には言うな。

 守護精霊と契約簡単に言うなら、簡単に出来るパワーアップっだ。守護精霊と契約するだけで、魔力量が膨大な量増えるし魔法の威力が底上げされる。ランクで言えば、2~4上がる。

 だが、デメリットも当然ある。一つは契約出来る守護精霊が決まってる事。その所意で、戦闘に大きく影響が出る。

 例えば、接近戦をする奴が遠距離を得意とする守護精霊と契約した場合。近接戦闘に大きな影響が出る、最悪剣を折る事になるだろうな。勿論逆もあり得る、その場合は杖を折る事になる。

 二つ目は契約した守護精霊の影響が魔法に出る。簡単に言うとお前らが、生物をイメージして魔法を発動させる時、必ずその魔法は守護精霊の形になる。

 まあ、生物をイメージして魔法を使うのは上級者だからお前らにはまだ早いがな。

 三つ目はお前らはお前らは大丈夫だが、守護精霊と契約するだけでするには己の過去との決別が必要だ。これが以外と失敗する確率が高い、ここで躓く奴が大半だ。

 最後に何で過去との決別が必要なのか、それは守護精霊はお前らの体の中に宿ってる。そいつが認めない限り契約出来ない。契約し無い限り、守護精霊の千からを100%使う事は出来ない。

 まあ、考えて決めろ。悪いが時間は一時間で決めて貰う。情報屋に亡霊の妹にチャシャネコ、お前らは口出しするなよ。これは、こいつらにとって大事な事だからな」

 そう言い残し聖騎士大隊長は部下に何か言うと、黙って眼を瞑る。桃木と智莉は何か言いたそうだったが、黙って口を閉じる。

 「あのさ、姉さんは守護精霊と契約してるの?」

 琴音がそう尋ねると、亡霊が答える。

 「間違いなく守護精霊と契約してる。ただ、あれは例外だと思った方が良い。

 普通は魔法か剣かどっちかに片寄った戦い方になる。あれは、本来魔法特化型の守護精霊と契約してるしてるが、努力と生まれ持った才能で槍を使った近接戦も出来るんだろう。

 もし、守護精霊が近接戦に特化してたら。俺でも殺されるかも知れない程の実力者になってた筈だ」

 「そっか、有り難う」

 琴音はそう言うと、目を瞑り黙り混む。その回りでは、美和達も同じ様に目を瞑りどうするかを考えていた。

 「一時間たった、誰から答える」

 聖騎士大隊長の質問に、琴音達が目を開ける。そして、一度顔を見合わせた後に一人が1歩前に出る。

 「お前からか、で、どうする?。守護精霊と契約するか、しないか」 

 その質問にたいし、1歩前に出ていた葵が答えた。

 「私は……」

 

 

 

 

 

 

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