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第十話
その日、四海に激震が走った(ようだ)
呉の孫権、皇帝を名乗る!
もうね、家臣達は大騒ぎですよ。
やはり漢の正統後継者は蜀らしいんですよ
なのに蜀があるのに皇帝を名乗るとは何事だ!
って事ですわ。
でも呉ってうちよりも大きいわけですよ
みんな分かってるでしょ
と、いう訳で、面子も守り
同盟も守る
相手におめでとうと言いつつ
自分達の間では呉の王って著すことに決まりました。
いいね。そういう先送り方式!
現代と一緒だね。人間っていいなって思いました。
ちなみに俺は呉の事は、そこまで気にしてません。
増えて来た蜀人を
諸葛亮が開拓してる西の方へ送り出していく事の方が楽しいです。
そこで蜀人の町を作って領土を着実に増やしていくのです。
現地人もその町で教育して同化政策も推し進めます。
やるのはもちろん諸葛亮なんですけどね。
君ならデキるよ。




